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宇宙衛生博覧会
筒井康隆 著 / 新潮文庫 刊
以前コメントでyounabeさんに教わった「関節話法」を
この
宇宙衛生博覧會
で読めました。
2004年9月15日からおよそ3年半後に
ようやく読み終えた、遅いですね。。。
この本は短編集になっていて、いろんな話が読める。
背表紙の本紹介にはこう書いてある。
ツツイヤスタカ宇宙でしか見られない難病奇病珍現象を一堂に集めた世にも奇怪な博覧会。クレール蟹の甲羅の味噌を食べたために、頬が甲羅に変形する『蟹甲癬』。シャラク星でドド豆を煮るのに失敗した時に起る恐怖の『顔面崩壊』。マザング人との地獄のコミュニケーション法『関節話法』。ほかに『こぶ天才』『問題外科』『ポルノ惑星のサルモネラ人間』など、狂気と毒気にみちた8編。
〆に「狂気と毒気」とあるが、まさにその通りで、
読んでて鳥肌が立つことしばしば。。。
では目次を見てみよう。
蟹甲癬
こぶ天才
急流
顔面崩壊
問題外科
関節話法
ワースト・コンタクト~最悪の接触~
ポルノ惑星のサルモネラ人間
ほとんどが気持ち悪いものだったが、
『急流』は時間(自転?)に関するもので
なかなか興味深かった(気持ち悪くない)し、
『ワーストコンタクト』も異星人と対峙する際に
起こり得る内容で、これまた興味を持った。
『ポルノ惑星のサルモネラ人間』は
一応理解の範囲であり、新たな進化論の提案でもあり、
これはこれで一応読み終えることができた。
他のものは文字でありながらも内容が過激で
僕にとっては少し重たい内容であった。
この本には年齢制限をつけたほうが良いのではないか?
いずれにしても、こういった内容を
頭の片隅においておくことは
生きる上で大事であろうと考えられ。
(とくに異文化コミュニケーションにおいて)
ただしグロい内容は忘れ去ろうと思う。(笑)
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