ストーリーです。
今回は結構いい加減に書いてます・・・ orz
黄金の三角地帯
(The Golden Triangle)
~~オープニングの小話~~
くず鉄置き場でアタッシュケースを持った男が誰かを待っている。
それを塀越しに見つめるマクガイバー。
彼は身を隠しながらアタッシュケースの男に近づいていく。
「人はよく、くず鉄置き場に掘り出し物を探しに来る」
「俺もそうだった」
「初めて自分の車を手に入れたとき、タイヤの1つがパンクしていた」
2人の男が車でやってきた。
アタッシュケースの男に会いに来たようだ。
「自分の車に合うタイヤを探してタイヤの山をかき回したものだ」
「今でも掘り出し物はくず鉄置き場に限る」
「今日の掘り出し物は国防省のトップシークレット」
「ミサイルの発射コードだった」
落ち合った3人は書類等を確認し合っている。
マックはどうにかしてアタッシュケースを手に入れようとしている。
そしてお金だ。
金のやり取りをしているぞ、3人は。
「発射コードが敵に渡ればわが国の防衛に穴が開く」
「そいつを取り戻すのが今回の任務と言うわけだ」
マックはタイヤの山を崩した。
3人は書類をしまい、アタッシュケースを車の上へ。
そして銃を構えた。
敵「向こうだ、逃がすな」
タイヤの山にばかり注意が向いていた彼らの裏から
スクラップ移動用の重機が!
(電磁石を発生するアレね)
マックだ
アタッシュケースを磁石の力で吸い付けた!!!
「磁石の力ってすごい!」
敵「おい!こっちだ!」
持ち上がっていくアタッシュケース。
敵「アタッシュケースがぁ!」
敵「こっちだ、来てくれ!」
180度反転して敵と遠い側にアタッシュケースを下ろすマック。
そしてアタッシュケースを取り戻した。
さすが。
そこに敵も追いついてきた。
敵「いたぞ」
銃を撃ってきた。逃げるマック。
辺りには廃車がたくさん並んでいる。
そこを逃げるマック、追う敵3人。
「くず鉄置き場で見つけた宝物というのは往々にして
人様の落し物と言う場合が多い」
「それも必死で取り戻したがる大事なものがほとんどだ」
敵はなかなかマックを見つけられない。
「昔からかくれんぼは得意な遊びだった」
「それでもたまには鬼に見つかることがある」
「しまったと思った時には・・・目の前真っ暗だ」
その瞬間、敵の1人に殴られてしまう。あらら。
・
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車に閉じ込められたマック。
手足を縛られている。
当然車のドアは中から開けられないようになっている。
敵さんも頭悪いわけじゃないね。
車はフォークリフトによってスクラップ機にセットされた。
「車のバックシートと言えばそれなりにいい思い出もある」
「しかしバックシートのクッションの厚さが
今ほど恨めしく思われたことはない」
シートをはがしてトランクに移動するマック。
トランクを開ける気だ。
スクラップ機は車体の前方からつぶしている。
トランク(車体後方)に逃げたのは正解だろう。
だんだん車がつぶれてきた。
トランクにあった工具(パイプ)を隙間に入れてグッと曲げるマック。
トランクが時間ぎりぎりで開いた!
急いで外に出るマック。
さすがだわ。
「たっぷり冷や汗をかかされたお礼はキッチリさせてもらう」
「目には目、歯には歯だ」
「今度はこっちが鬼になってやる」
そしてその場を去ろうとしていた敵の車を
フォークリフトでぶっ刺した。
そのまま車を持ち上げたまま・・・
電話。
マ「やぁ、マクガイバーだ」
マ「例の安全保障上のトラブルってヤツだけどどうやらかたがついた」
マ「そう、取り戻したよ」
マ「ついでにお客さんも一緒だ」
マ「あぁ」
マ「受け取りに来てくれるかな」
マ「お待ちしてます」
(オープニング)
~~本編~~
海辺でくつろいでいるマック。
そこに軍人がやってきた。
軍「おはよう、マクガイバー君」
軍「ミャンマーに行ったことは?」
軍「向こうに行ったらずっと奥地に行ってもらう」
軍「法の支配の及ばぬ地だ」
軍「2通りの人種しかいない」
軍「アヘンの製造者と、その奴隷だ」
マ「友好的な歓迎が期待できそうですな」
軍「たしかに危険だが、非常に重要な任務だ」
軍「軍の輸送機が墜落し、積荷がジャングルにばらまかれた」
軍「そこに含まれている劇薬の缶が問題だ」
軍「1000エーカーに及び動植物を根絶やしにできる猛毒だ」
マ「それを俺に回収してこいと?」
軍「可能ならな。ダメなら破壊してこい」
そしてマックは現地へ踏み入った。
まもなく労働者の惨劇を目にする。
トルアンと言う奴隷監督者が叫んでいる。
ト「もたもたするな!」
「奴隷・・・」
「とっくに死語となった歴史用語と思っていたが」
「現実に家畜以下の扱いを受けている人を見たショックは大きかった」
老人が倒れた。それを支える家族。
監督者トルアンがやってきた。
ト「ケシの収穫に元気のいいヤツを集めたんじゃなかったのか?」
ト「こいつは歩くことすらできん」
爺「わたし、あるけます」
罰を与えぬよう願いを請う家族。
そしてその場を去るトルアン。
しかし爺さんはまた倒れた。
トルアンは走り寄り、竹棒を振りかざした。
その時、爺の孫チャンがトルアンに攻撃!
チ「ごめんなさい」
ト「こいつ!」
ト「先に行ってろ!」
そう言うと逃げるチャンをトルアンは追い始めた。
それを見ていたマック、先回りしてチャンを助けた。
トルアンはどこか別の場所へ行ってしまった。
チャンは赤い帽子をかぶっていた。
その帽子が輸送機で運ばれていたとマックは思ったのだ。
その予想は当たり、
チャンは輸送機の墜落現場へと案内してくれた。
マックすげぇ!
輸送機はボロボロだった。
中には何もなかった。
当然劇薬もどこかに移動させられていた。
そして中から出てきた瞬間、
思いっきり殴られるマック。
そこには竹棒を持ったトルアンが立っていた。
村に運ばれるマック。
手足をしばられている。
そして耳からは血が出ている。
トルアンはこう言った。
ト「お前が何しに来たかはわかっている」
ト「だから正直に答えるんだ」
ト「フランス人か?イギリス人か?アメリカ人か?」
マ「好きに選んでくれ」
ト「何人でも同じだ、正体はわかっている」
ト「麻薬捜査官だろ」
マ「なんだって?」
ト「これまでも何人か来ているが、みんな死んだ」
その時ヘリコプターがやってきた。
トルアンのボス、ナライ将軍だ。
彼は悪魔と恐れられている存在だ。
ナライ将軍はケシの収穫状況を確認と
墜落した輸送機に積んであった
武器が使えるかどうかを見に来たのだった。
村の中心にホロをかけたものがある。
そのホロを開けると武器がたくさんあった。
その中には
例の劇薬
もあった。
ナライもマックを麻薬捜査官だと決め付けた。
マックに対し、ナライは言った。
ナ「麻薬捜査官の手足を縛り村の入り口にさらすのだ」
ナ「5日後に生きていればその時開放してやらんでもない」
天日にさらされるマック。
「昔、おふくろの作ってくれた鳥の丸焼きは俺の大好物だった」
「今俺はそのときのニワトリ達に痛く同情している」
チャンだ、チャンが来た。
ナイフを持っている。
マックの所持品、スイスアーミーナイフだ。
マックは親指を立て、チャンに礼を言った。
そしてあたかもしばられているかの状態で
見張りの交代を待った。
そして新しい見張りが来た。
新しく来た見張りは下に落ちているナイフに気付いた。
ナイフを拾った瞬間、マックは見張りをのした。
今までいた見張りはすでに片付けていた。
マック仕事が早すぎ。
そしてケシの出荷作業をしている村に戻った。
相変わらず監督者トルアンはえらそうにしている。
マックはとりあえず目的の劇薬を取り戻した。
方法は・・・
村で飼っている豚を柵から追い出し、
村人が騒ぎを起こした隙にだ。
その混乱に乗じて爆発も起こした。
とにかく村は混乱している。
敵を十分かく乱できている。
そして次々と敵を倒していく。
最後に残ったのがトルアンだ。
しかしあと一歩のところでトルアンは逃げてしまった。
村には村人を束縛するものがなくなった。
マックは村人全員に言った。
マ「OK、片付いたよ」
マ「みんな自由だ」
爺「いいや、トルアンはナライ将軍の所に駆け込んだ」
爺「すぐに仲間を連れて戻ってくる」
村長「お前はとんでもないことをやってくれた」
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マックはとりあえず自分の仕事を片付けた。
そしてまた村に戻って村人に聞いた。
将軍をなだめる手を考えるか、
自らの力で自由を手に入れるか?
村人は自由を選んだ
そこからマクガイバリズムを村人全員で!!!
・落とし穴を回避したつもりが本当の落とし穴
・邪魔な木をどかしたらタイヤがパンクする罠
・強烈な目潰し
・ヘビのプレゼント
などの罠を村人全員で作った。
そしてトルアンを待ち受けた・・・。
トルアンはまんまと罠にはまっていく。
ジープ4台で来たが村に来たときは全員徒歩だ。
マクガイバリズムすげぇ!
そして最後の目潰しで風下にいた全員を倒した。
村に安堵感が広がる。
が、しかし
武装を強化した
ナライ将軍のヘリが来た!
村上空を旋回しながら銃を撃ってくる。
ジープを盾によけるマック。
マックはワイヤーを取り出した。
ヘリが上空にとどまっている隙をついて
ヘリの足にワイヤーを巻きつけた。
ワイヤーの反対側はジープのワイヤー巻き取り機についている。
ジープでワイヤーを巻き取るマック。
ワイヤーが徐々に短くなりヘリは自由が利かなくなった。
仕方無しに着陸するナライ将軍。
銃を構えたがその瞬間マックは蹴りで銃を飛ばした。
すると今度は短刀を取り出した。
勢いよく襲ってくるナライ将軍。
構えるマック。
しかしナライ将軍は足を引っ掛けて転び、
自らを刺してしまう。
その瞬間、村には平和が訪れた。
奴隷は解放されたのだ。