http://kote5120.blog.shinobi.jp/%E8%AA%AD%E3%82%93%E3%81%A0%E6%9C%AC%E3%83%BB%E8%A6%8B%E3%81%9F%E6%9C%AC/%E3%82%A8%E3%83%94%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%A7%E8%AA%AD%E3%82%80%E6%9D%BE%E4%B8%8B%E5%B9%B8%E4%B9%8B%E5%8A%A9エピソードで読む松下幸之助
PHP総合研究所 編著 / PHP新書 刊
経営者としてだけでなく、
人としても優れていたと思える
松下幸之助さんという人を知ろうと思い、
この本を手にした。
正直、松下幸之助さんが
人間として素晴らしかったということを
僕は認識していなかった。
知ったのは、
人生が変わる1分間の深イイ話で
何度かエピソードが出てきたときに、だ。
週休2日制をとったり、とか、
ほかにも何回か出てきたと思う。
それで興味を持った。
この本を読んで思ったことは、
当時の日本は、今よりも正直な人が多く、
粋というか、何というか、
心が廃れていなかったように思った。
そのなかにおいて、
松下幸之助さんの言動は周りの人に響き、
活きていたのだと思う。
つまり、今の世の中において、
松下幸之助さんの真似をしても
同じようには評価されないのではないか、という、
そういうことを思ってしまった。
Ⅰ きみならできる!―人を見る眼
Ⅱ 電池が語りかけてくる―仕事を見る眼
Ⅲ 企業の発展は社会が決める―経営の姿勢
Ⅳ 雨が降ったら…―繁栄への発想
Ⅴ みんなお得意さん―共存共栄への願い
Ⅵ 一人も解雇したらあかん―情を添える
Ⅶ おまえはどっちの店員か―人生断章
たくさんのエピソードがある中、
僕がウッときた話は下の3話だ。
・あんた、いい声しとるなぁ 松下幸之助が新人秘書にある質問をした。
その秘書は新聞の記事を思い出しながら答えた。
しかし翌日も、さらにその翌日も、
松下幸之助は同じ質問をしてきた。
その理由とは・・・
・ぼくは婦人を解放した ソ連のミヤコン副首相との会談。
人民解放の話をしているとき、
松下幸之助は「ぼくは婦人を解放した」と。
その意味は・・・
・北海道のメガネ屋さん あるメガネ屋から幸之助に手紙が届いた。
メガネを直させてほしい、と。
テレビで見た姿を見て、
メガネが合っていないから、という理由でだ。
そこまでしてメガネを直す理由とは・・・
この本は若いとき(小学~中学)に読み、
ある程度の内容を体に覚えさせる必要がある。
そう感じる内容が多かった。
そして、何か行動に困ったとき、
また読むと良いと思う。
直接的ではないが、そういった生きる上での
ヒント集のような気がする。
別の読み方もあるだろうけど、
僕はそう読んだ。
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