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序章 死刑に犯罪抑止力はあるか
突然の執行/死刑にしてほしい/言動のギャップ/反社会性人格障害/加害者の背後にあるものを想像すること
第一章 すべては夢の中
突然届いた手紙/杞憂/1審の死刑判決/幼女殺害と犯行声明文/約20年ぶりのビデオ鑑賞/高校時代から幻聴や被害妄想/事件直前の祖父の死/分裂した鑑定結果/多重人格/両親の忌避と祖父の再生/本当の両親に会いたい/鑑定医が指摘する「解離性家族」/シンボルとしての卓袱台/社会規範の象徴としての父親 /「死ね! この野郎!」との罵声/すべて夢の中/幼女の遺体を解体した理由/おじいさんに捧げる儀式/おじいさんが姿を現す/獄中で聞こえる幻聴/拘置所での投薬治療/最高裁で死刑確定/死刑確定後の接見/私の家族の住所をつきとめて下さい!/口元がほころんだ/死刑確定後の処遇の変化/「絞首刑は残虐なので薬殺にすべきだ」
第二章 孤独感と殺意
小児性愛と反社会性人格障害/手記を連載/小林薫と宮崎勤/「第二の宮崎勤になりたい」/父親に望む6か条/悲しかった「母親の死」/孤立感/父親との微妙な関係/小児性愛と性犯罪/新証言と揺れ動いた心情/<真実>と題された手紙 /希薄な社会規範の意識/地獄絵図/どちらが<真実>なのか/死刑になりたい/遺族の訴えに法廷中が泣いた/父親の証言/母親の証言/「愛情の深さを知りました」/涙を流している自画像/死刑判決と謝罪文/死刑判決にガッツポーズ/判決後揺れ動いた心情/控訴取り下げ/控訴取り下げの理由/最後の別れと新たな展開/100人を超えた死刑確定者
第三章 底なしの憎悪、むき出しの殺意
獄中結婚/加害者側への自己投影/宅間守からの手紙/幼稚園ならもっと殺せた/ガソリンだ。ガソリンだ。ガソリンだ/倒錯した差別意識/死刑になる方がええんや/地面にへたりこむまで、刺したかった。刺したかった/少しでもましな死刑囚生活を送るには/死刑は殺される刑罰や/宅間守の妻の手記/死刑執行当日の様子/「君に少しでもお金を残してあげることができるね」/憎しみは直接的・暴力的・攻撃的だった/謝罪を求められるのは筋違いや
第四章 死刑への向き合い方
無期懲役と死刑の隔たり/林眞須美被告の「悲しかった日」/「来年こそは、死刑執行のないことを願います」/家族全員が母親を支援/北九州監禁殺人事件/恐怖の支配下で家族殺害に加担/「死んだ後には、骨も残したくありません」
終章 凶悪犯罪に社会はどう対処すべきか
家族というキーワード/善玉対悪玉/絶望の中で希望を見出す/ジャーナリズムの不在/「罪を償う」とはどういうことか
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