http://kote5120.blog.shinobi.jp/%E8%AA%AD%E3%82%93%E3%81%A0%E6%9C%AC%E3%83%BB%E8%A6%8B%E3%81%9F%E6%9C%AC/%E6%B2%88%E9%BB%99%E3%81%AE%E6%98%A5沈黙の春
レイチェル・カーソン著 / 新潮社 刊
この本は、野菜を育てることによって見つけた。
自分で、家庭菜園で、目の届くところで育てるのなら、
農薬は使いたくないと思ったのがきっかけだ。
僕が最初に考えた/疑問にも持ったのは、
「なぜ農薬を使ってはならないのか?」という根本的なこと。
基本中の基本だけど、それがわからなかった。
そんな中、資料となるような情報を探していたら、
(もちろんネット上で)
この沈黙の春が見つかったわけだ。
明日のための寓話
負担は耐えねばならぬ
死の霊薬
地表の水、地底の海
土壌の世界
みどりの地表
何のための大破壊?
そして、鳥は鳴かず
死の川
空からの一斉爆撃
ボルジア家の夢をこえて
人間の代価
狭き窓より
四人にひとり
自然は逆襲する
迫り来る雪崩
べつの道
とにかくこの本はいろいろな事例が載っている。
アメリカで起こったことばかりがつらつらと書いており、
どんな植物・動物が、何の薬物によって、
どのような影響(悪影響)を受けたのか、という説明。
膨大な量の文章。
読んでいて、興味ある内容は興味深く読めるし、
興味ないところや難しい(笑)ところは
退屈で退屈で仕方なかった。
実際、後半は読み飛ばすことが多かった。(汗)
これらの文章は、
何と言うか・・・、
怒りの勢いに
任せて書きなぐった
ような文章なんですよね。
僕にはそう感じました。
少しでも自分が体験したようなことがあれば
感情移入できたんだと思いますが、
なじみの無いようなシチュエーションばかりだったので
深く入り込むことはできませんでした。
なじみ・・・
強いて言えば、子供の頃はよく行われていた
農薬散布(飛行機が低空で撒く)くらいだろうか。
農薬や薬品の危険性はよくわかった。
1/3、いや、1/4も読めばよく理解できる。
そのくらい内容は濃い。そんな本です。
文中には、今後どうして行くべきかも書いてある。
いくつかの例については、
防除のための案(天敵を使う、とか)が
書かれてるのでそういうことに興味がある人も
読んでみる価値はあると思います。
とにかく、内容は濃い。
それだけは言えます。(理解できてない:(泣))
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