ストーリーです。
パラレル・ミラーの世界 POINT OF VIEW
エリア51の倉庫。
ここには異星から持ち帰ったものが保管されている。
その中のパラレルミラーから現れたのは・・・
サムとコワルスキー
すぐに警備員が駆けつけ、
とらえられた2人。
偽サ「指揮官と話をさせて!」
(オープニング)
2人はSG基地に迎えられた。
ジャックオニール大佐は2人を見て
ジ「どういうことか教えてくれないか?」
ハ「ついさっきエリア51で捕らえられた」
コ「我々は量子ミラーでやってきた」
ジ「ミラーというと・・・」
ジ「ダニエルが持ち帰った、あれか?」
コ「自分らの世界はゴアウルドの攻撃を受けています」
ブリーフィングルームで
偽カーターの尋問の様子を
SG-1+ハモンド将軍がVTRで見ている。
一同は驚いている。
特にサムが。
サ「こんなことって・・・」
ジ「あぁ、特にあの髪だ」
偽カーターは髪が長い。とっても。
ハ「彼女が言うには、」
ハ「1年前ダニエルが経験したような」
ハ「もうひとつの世界からここへ来た」
ダ「僕が会ったカーター博士とは別人です」
ダ「彼女は・・・死んでる」
ハ「2人を呼んで話したほうがよいだろう」
ハ「2人を入れろ」
2人、ブリーフィングルームへ。
するとコワルスキーは
ティルクを見るなり飛びかかった。
コ「貴様ここで何してる!」
ジ「コワルスキー!」
警備員がコワルスキーに銃口を向ける。
ダ「彼はSG-1のメンバーだ」
コ「そういうお前は!」
ダ「僕?僕は、あぁ・・・」
ダ「ダニエルジャクソン」
ダ「同じくSG-1のメンバーだ」
ハ「かけたまえ少佐」
唇を震わせながら座るコワルスキー。
そして2人のサマンサ・カーター。
見つめ合ってうなる両者。
偽サ「ステキなヘアね」
サ「軍人だから」
偽サ「軍に入るなんて考えられない」
サ「逆よ、軍しか考えられない」
一同、席に座る。
ハモンド将軍が2人の話を信じていると言い、
話し合いが始まった。
2人は星に戻れないため、
ここにとどまりたいと言う。
ハモンド将軍は、とりあえずということで
この意見に同意する。
部屋に案内される偽カーター。
そこにオニール大佐が伺う。
偽カーターは泣いている。
たくさんのものを失ってきたのだ。
その中にはなんと「ジャック・オニール」も。
偽カーターの世界では、
ジャックとカーターは夫婦だった。
なんとも複雑な関係になってしまった。
偽カーターは自分の気持ちを伝えるが、
この気持ちは・・・。
ジャックは部屋を後にする。
その後、偽カーターに異変が。
エントロピー・・・何とかだ。(笑)
1つの時間に同じ物体が存在することは
理論上許されないこと。と言っている。
2人のカーターが言っている。
すでに亡くなっているコワルスキーは
問題ないのだが、
カーターは同じ時間に2人生きているため
偽カーター側に問題が起きているのだ。
サ「時間と共にねじれがひどくなるわ」
偽サ「私ここで死ぬのね」
ジ「いや、死ぬもんか」
サ「大佐、助かるには元の世界に戻るしか」
コ「戻ればゴアウルドに殺される」
ブリーフィングルーム。
メンバーが集まり話し合っている。
ダ「何十億もの地球人が奴隷にされるんだ」
ダ「別の世界の地球だからといって」
ダ「放ってはおけないだろう」
ダ「カーター博士を救いたければ」
ダ「向こうの世界のゴアウルドの侵略を」
ダ「阻止するしかないと思う」
ハ「言うのは簡単だが目算はあるのか?」
ハ「向こうの世界に」
ハ「ゴアウルドに対抗できる武器は無い」
ダ「僕らの世界の武器を使うんです」
サ「向こうに無いものがあるの?」
ダ「守護神だよ」
ダ「僕らにはアスガードがついてる」
ジ「だから?」
ダ「だから向こうのアスガードに」
ダ「カーター博士が救いを求めれば」
ダ「彼らはきっと助けに駆けつける」
ハ「彼らの宇宙を助けるために」
ダ「そうです」
ジ「名案だが・・・」
ジ「どうやってアスガードに連絡をとるんだ?」
ジ「向こうの世界で」
ダ「君が彼らの星に連れて行かれたときの」
ダ「ダイヤルプログラムがある」
サ「それをハードドライブに」
サ「ダウンロードして持って行くのね」
サ「でも、それだけじゃダメ」
サ「アスガードの母星にダイヤルするには」
サ「ゲイトのコンデンサに」
サ「特別大容量の発電装置から」
サ「エネルギーを流す必要があります」
サ「この前の装置は彼らがくれたもので」
サ「1回しか使えないんです」
テ「エネルギーの問題をクリアできても」
テ「カーター博士が向こうの世界で」
テ「ゴアウルドにつかまらず」
テ「ゲイトに近づくのは至難の業だ」
コ「それは俺に任せろ」
コワルスキーが部屋に入ってきた。
コワルスキーは偽カーターを守り、
カーターはゲイトプログラムを持ち、
ジャックは発電装置の取り付け、
ティルクは相手になりすます。
その作戦で行くことになった。
ダ「後はアスガードの」
ダ「発電装置さえ動かせれば出発だ」
カーター2人が発電装置を調査している。
そしてコワルスキーとダニエル。
パラレルミラー装置を使って、
もと来た世界を探している。
チャンネル探しが難しい。
パラレルワールドは数多い。
まもなくカーター達がやってきた。
装置が完成した。
出発だ。
ジャック、ダニエル、ティルク、
そしてコワルスキー、偽カーター、
この5人がミラーを通して移動だ。
移った先はSG基地の倉庫。
ジャックとコワルスキーはゲイトルームへ。
ゲイトルームではジャファの大軍が
アポフィスの到着を待っていた。
ジャックは偽ティルクをおびき寄せた。
倉庫に来た偽ティルク・・・
ティルクに撃ち殺された。
ティルクは偽カーターを連れてアポフィスの元へ。
倉庫でジャックがダニエルに聞いた。
ジ「ダニエル、教えてくれ」
ジ「クリってのは」
ジ「一体どんな意味だ?」
ダ「あ~、いろいろあるけど」
ダ「大雑把に訳せば」
ダ「気をつけろ!」
ダ「聞け!」
ダ「集中しろ!」
ジ「呼びかけか?」
ダ「あぁ、まぁそんなところだ」
そしてジャックとコワルスキーは出て行った。
ところ変わって・・・
アポフィスがハモンド将軍を尋問している。
凄まじい尋問だ。
ゴアウルドが拷問する時に使う
あの棒はめちゃめちゃ痛そうだ。
そこに偽カーターを連れたティルク登場。
アポフィスは尋問をティルクに任せ、
自分はどこか別の場所に行ってしまった。
ハ「殺すなら早く殺せぇ」
テ「あなたを助けに来たのです、将軍」
偽サ「幻覚じゃありません」
偽サ「パラレルワールドから来たんです」
ハ「あのミラーを使ってか」
偽サ「そうです」
偽サ「禁止命令を破ってすみません」
ハ「もっと早く試しておけば良かった」
ジャックとコワルスキー。
配電盤に到着した。
例の発電装置をジャックが取り付けた。
ダイヤルプログラムが始まった。
○番目の
シェブロン、ロック。
偽カーターことカーター博士は
スターゲイトを無事くぐった。
その後いろいろあったが、
アスガード来た♪
ジ「アスガードさまさまだな」
別れ際、偽サムとジャック。
偽サムにとってはつらいものだなぁ~。
その様子をミラー越しに見ている
本物サムもつらそうだなぁ~。