http://kote5120.blog.shinobi.jp/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%88/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%88sg-1-409-スターゲイトSG-1(409)
僕らは地球に生きている。
地球人は地球の環境では生きられる。
でも、オゾン層に穴が開いたり、
地球の環境を大切にしないようだと・・・
地球人はいつまで地球に住めるんだろうか?
地球の文明は発達している。
生命が生まれたことだけでもすばらしいのに、
知恵を持ち、さらに伸びようとしている。
でも、僕らが生きている地球が死の惑星になったら、
ここまで培ってきた文明も無になってしまう。
この話で出てくるガドミーア人のように残す方法もあるだろうが、
少なくともそれができるくらいの発展をしなければならない。
このエピソードにはテキストでは語りきれない想いがあります。
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子供たちが遊んでいる。
集落の中心では宴が催されている。
エンカラン人の長
「今、何十という村々が祝宴を開いていることでしょう」
「この新しい故郷へ、我々の友人、地球人が」
「滅びようとしていた我々を救ってくれたのです」
冗談交じりで進むその宴に
隣の村から走ってくる男がいる。
男1「助けて!た、大変です!」
男2「どうした?」
男1「すごくでかくて、村は一瞬で焼き尽くされた!」
男1「みんなも早く逃げろ!」
男1「こっちへやってくる」
ジ(ジャック)「何がだ?」
男1「見ればわかる」
見に行くと、巨大な宇宙船が
森を焼き尽くしながらこちらへ進んでくる・・・。
SG-1は地球へ帰り、将軍へ報告。
カ(カーター)
「船は3km強の巨大さ、カーテン上のエネルギー波は
30kmの幅で地表を焼き尽くしています。」
ダ(ダニエル)
「今までに見たことのないエイリアンのハイテクです
唯一いいニュースがあるとすれば
彼らには直接エンカラン人を攻撃する意図が見られないことです」
ジ「やられるのは同じだ」
カ「大佐の言う通り、今のままだと26時間後に村は焼かれます」
ジ「スターゲイトはその前に消滅します」
カ「問題はエンカラン人の移住先が無いことです」
カ「彼らはごく低レベルの紫外線でも視力を失います」
ダ「オゾン層の厚い、今の星か彼らの母星でしか生きられません」
将「ゴアウルドがかつて彼らを宇宙船でさらって行ったわけか」
ジ「彼らを全員救うのは不可能です」
全員「・・・」
カーターの実験室。
カーターが焼き尽くされた星がどのような成分なのかを調べている。
そこにジャックとダニエルが登場
ジ「何かわかったか?」
カ「大量の二酸化硫黄が含まれています」
ジ「亜硫酸ガスか?」
カ「それだけじゃありません」
ジャックが顕微鏡をのぞき
ジ「なんだ・・・この・・・オレンジ色のは?」
カ「微生物です、あの宇宙船はこれをばらまいているんです」
カ「船の通った後は星本来の有機物はゼロ。これだけが残っています」
カ「私の考えでは、エイリアンは新しい生態系を作ろうとしているかと」
ダ「星全体をか?星を作り直しているってのか?」
再びスターゲイトで現地へ。
ティルクが残ってエンカラン人を説得していたが、
彼らは離れたくないという意思が相当強いようだ。
ジャックが再び村長に話をしに。
ジ「ここに残ると聞いたが?」
長(村長)「全員を助けられる手がありますか?」
ジ「無い」
男(エンカランの男)
「僕らの祖先は昔、巨大な宇宙船で母星から連れ去られた。
男「以来、故郷と呼べる星は今まで無かったんだ。
男「・・・君らのおかげで夢は叶った」
長「ここにとどまって故郷のために戦うしかありません」
男「戦う武器を貸して欲しい」
目を合わせるジャックとダニエル
ダ「一度あのエイリアンと話し合いをしてくる」
長「私たちは命をかけて戦います」
観測装置を設置しているカーター。
その裏で、迫ってくるエイリアンの宇宙船。
カ「セット完了です」
ダ「あれだけの船を作れる知性があれば話し合いに応じてくれるはずだ」
カ「聞く耳があればね」
ジ「例えじゃなく、ほんとに耳が無い種族なのかも」
そこでオレンジの光に囲まれるSG-1の4人。
宇宙船の中に転送された。
白一色の内装で、壁にさわると引き出しが出てきた。
中には標本らしきものがたくさん入っている。
ダ「これは彼らの文明に生きていた動植物じゃないか?」
ロ(ロータン:エイリアンの代表)
「当たりだよ」
ロ「私はロータン、恐れることはない」
ジ「ここで何してる?」
ロ「君らとの会話を円滑にするために急遽合成されたのだよ」
ロ「下にいるエンカラン人を生化学的に真似てね」
カ「たった1日で知ったばかりの生命を分析し複製したの?」
ロ「その通りだ」
ダ「だからエンカラン人に似てるんだな」
ジ「にせものか・・・」
ロ「・・・君らは違うな」
ジ「我々は滅ぼされようとしているエンカラン人の友達だ」
ロ「あぁ、不幸なことだ」
ロ「しかし私はメッセージを伝えるために作られた」
ダ「まだこの星には多くのエンカラン人が住んでる」
ロ「彼らに早く逃げるよう、伝えてくれ」
ジ「おたくは広報だな、おたくのボスと話がしたい!」
ロ「ボスとは命令系統の頂点のことだな、おもしろい、ついてこい」
別の部屋に移動するSG-1。
3Dディスプレイにガドミーア人が映される。
ジ「ETよりかわいくないな」
ロ「科学、数学、医学、芸術、哲学・・・」
ロ「1万年に及ぶ文明の遺産がこの船のメモリに入っている」
ロ「彼らはエンカラン人よりはるかに進んだ文明だ」
ロ「しかし強大な軍事力の前にヒザを屈した」
ロ「彼らはこの船に世界の再生をたくしたのだ」
ジ「破壊を止められないのか?」
ロ「この計画を進められる星を探しているとき」
ロ「この星に文明はいなかった」
ロ「船には星1つを再生できる分しか燃料を積んでいない」
ロ「計画を始めてしまったからには止められない」
ロ「止めれば・・・ガドミーアは永遠に失われる」
ロ「たのむ、エンカラン人に移動するよう伝えてくれ」
地上に転送されるSG-1。
ジャックは船を爆破することを決意した。
カーターは爆弾を作ることに。
ダニエルはもう一度ロータンと話をしたいと言う。
ロータンはそのダニエルの声を聞き、ダニエルを船に転送した。
ロ「エンカラン人は移住に同意したか?」
ダ「残念だけど、移住する場所がないんだ」
ロ「それは残念」
ダ「僕が再び来たのは何か方策がないか相談するためだ」
ロ「何千万という星を探し、条件にあったのはこの星だけだ」
ダ「それは君らに合わせた条件だろ?」
ダ「エンカラン人にあった条件の星はなかったか?」
ロ「・・・これだ」
ロ「この星は3つの条件が適合せず、はじかれた」
ロ「核の温度が高いこと」
ロ「サイズが大きいこと」
ロ「そして先住の知的生命がいたこと」
ダ「・・・」
ロ「その特徴からエンカラン人と思われる」
ロ「なぜこの可能性に気付かなかったんだ、はずかしい」
ダ「仕方ないさ、生まれて1日だろ」
地表に戻り、エンカラン人の村長へ報告。
ダ「エンカランの星を見つけたよ」
長「あぁ、なんてこと」
湧き上がる民衆「うぉー!」
長「喜んで先祖の星への移住を受け入れます」
長「他の村々にも伝えてください。故郷へ帰るのです!」
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