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台湾有事 米中衝突というリスク

清水克彦 著 / 平凡社 刊

この本のどこかに、台湾を考えることは
すなわち世界を考えること、のような
言い回しが書いてあったのだが、
今見返しても見つけられなかった。

何が言いたいかというと、
この本のタイトルは「台湾有事」だが、
内容は全世界の主要国のことが
大部分を占めていた、ということだ。
特にアメリカ・中国の2大大国が
関わるというところが大きい。
それによって全世界を巻き込んでの
関係性が構築されている。

ロシアとウクライナの戦争が続いているが、
台湾を見ても、非常に危うい均衡の上に
立っているということは明白だ。

・筆者は、中国が「核心的利益」
 という言葉を用いるのは、
 「国家として妥協する余地がない利益」
 という意味に使うケースと解釈している。
・「我々は、競争は歓迎するが、
  衝突は望んでいない」
・「しなやかな強さ」を身につけた
 蔡英文もまた「鉄の女」と
 言えるのではないだろうか。
・軍事力だけでなく、世界屈指の経済力を
 身につけた中国は、今や国際世論を
 コントロールし、国際機関の首脳人事まで
 操れる地位になったということだ。
・その点、バイデンは、一期でレガシーを
 残そうとしているように見える。
・しかし、中国は、明らかな戦闘に
 踏み切る前に、何年もかけて自分たちに
 有利な状況を作り出そうとする国で、
 その分、警戒が必要になる。
・【本音のコラム⑤】海外取材は通訳しだい


まえがきにある通り比較的読みやすく、
現時点の世界情勢として参考になった。
世界情勢の動向に注目していきたいし、
有事の際に自分が、国が、世界が、
どう動くのか、動くべきなのかを
一人ひとりが考える状況に
なってきたのだと思われ、
僕も考えていきたい。

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