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現代ロシアの軍事戦略

小泉悠 著 / 筑摩書房 刊

そこまで言って委員会にも
たびたび出演されている
小泉氏の著書、初めて手に取った。
1982年生まれとのことで
僕よりも6歳年下なのだが
ロシアや軍事の専門家という
以上に、世の中のことを
よくわかっている方という印象だ。

先ほどに続いてロシアだったり
戦争だったりに関する書籍だが
この本も2021年5月の発行であり
ウクライナ侵攻のはるか以前である。
それでもこうした本が上梓される
ということがロシアがどういう国か
どういう考え方かを物語っている。

そう考えると、ロシア以上に
あからさまな強権発動をしている
国があるではないか。
こうした国の方が、より大規模な
軍事行動を起こす可能性がある。

ウクライナの方々は戦っている。
もし日本で同じことが起きたら
日本人は戦うのか?
戦えるのか?
日本国民であるなら、
日本の存立危機が起きた場合の
ことを考えておくべきと思う。

・テクノロジーの優劣がそのまま
 軍事的優越にはつながらないことは
 明らかであろう。
・ウクライナ軍が使用していた
 ロシア製軍用電子機器には
 バックドアが仕込まれており、
 戦争が始まると遠隔操作で一斉に
 ウクライナ軍の通信がダウンさせられた。
・核兵器によるそれは人類の絶滅に
 つながる恐れがあり、したがって
 政治的目標を達成することのできない
 矛盾した戦争形態である。
・大統領の一存で動かせる治安部隊が
 必要なのだということだ。
・PMCはロシアにとって非常に便利な
 地政学的ツールであると言えよう。
・ウィキリークスが暴いた
 ロシアの核戦争訓練

結構内容量が重く、本の後半は
流し見した程度となってしまった。

戦争はやめ方が難しい、そう思う。

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