忍者ブログ

記録として残らないもの

このブログは改めて環境に配慮した紙とインクでお届けしております。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

なぜ人を殺してはいけないのか ~新しい倫理学のために~

小浜逸郎 著 / 洋泉社 刊 ズババッと通して読んだわけだが、
はっきり言って、1回読んだだけでは
内容を頭に入れることができなかった。
というか、読んでいる途中でも
言葉がとても難しすぎて、
著者が言おうとしていることの真意が
理解できていないような気持ちになった。


内容的にはとても大事なことなので
少し間をおいてもう一度読むと思う。


この本の良くないところは、
全文章が理屈っぽいところだ。
正しいことを伝えようとしているのはわかるけど、
この伝え方はストレートすぎて、
たぶんこんな教わり方をした人間は
反抗したい気持ちや意識が高まると思う。
教わる側の年齢や考えにもよるけど。


しかし、答えの見つけにくい問いに
よくこれだけ答えたものだと思う。
その質問を挙げてみたいと思う。

・人は何のために生きるのか
・自殺は許されない行為か
・「私」とは何か、「自分」とは何か
・人を愛するとはどういうことか
・不倫は許されない行為か
・売春(買春)は悪か
・他人に迷惑をかけなければ何をやってもよいのか
・なぜ人を殺してはいけないのか
・死刑は廃止すべきか
・戦争責任をどう負うべきか



この本では上記の質問自体が問題となる。
「問題」とは、「悪い」という意味の「問題」だ。

どういうことかというと、
筆者は上記の質問の仕方が正しい問い方か、
そこからまず入っていって、
本質部分の(ひとつの)答えを導いている。
実に深い内容だ。


この本もまた一個人の意見でしかないので、
僕自身に大きな影響を与えたものではないけど、
この本で人間の本質がどんなものか、
ちょっとその答えに近づけた気がする。


この本をオススメする前に。


上記の質問に対する答えを
皆さんなりに考えてもらえたら
身の回りのことが少しだけ
見直せるんじゃないでしょうか?


そう思います。

拍手[0回]

PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

ブログ内検索

つい

アーカイブ

こちらもどうぞ

プロフィール

HN:
kote
性別:
男性
職業:
会社員
自己紹介:
かじった趣味
 ボウリング
 テニス
 ジャグリング
かじってる趣味
 軽音楽
完走したマラソン
 犬山ハーフマラソン
 名古屋シティマラソン
 那覇マラソン
 関ハーフマラソン
昔してたスポーツ
 剣道
 水泳

こんなとこか?

P R