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日本の昔ばなし(7/13〜7/27)

内容メモ


7/13放送分

・おんぶされたお坊さん
 学の高さや力持ちで知られるお坊さんが
 追いはぎにあった。
 服を脱いでおいていけ、と言われたが
 坊さんは逆にその腕力で追いはぎを従わせ
 夜中から明け方まで街をさんざん走らせた。
 追いはぎは観念していた。
 いずれ寺に着いたが、お坊さんは追いはぎを
 捕まえるわけでもなく、自分の来ていた服を
 差し出したのだった。
 「夜の間、いろいろ見て回れて面白かった、
  これはその礼じゃ」

・地獄を知った男
 旅のお坊さんが歩き疲れて山の祠に
 一晩泊まることとした。
 その夜、若い娘が鬼に責められるという
 幻覚を見た。鬼は黒駒屋と言っていた。
 翌日、街に降りて黒駒屋を探すと
 評判の悪い話が聞こえて来た。
 黒駒屋の主人は娘は病気で亡くなったので
 鬼に責められる謂れは無いと言った。
 その晩、主人とお坊さんはその祠へ行き
 鬼に責められる娘の姿を見た。
 「秤を偽った報いじゃ、物差しを偽った報いじゃ」
 それを見た黒駒屋の主人は居ても立っても居られず
 思わず鬼に向かって「娘は悪くない、ワシが悪い」
 と娘の放免を望んだ。しかしそれは幻覚であり
 何もすることはできなかった。
 それ以降、主人は人が変わったように
 困っている人を率先して助けるようになった。
 そしてお盆の頃には悪いうわさは消えていた。
 お坊さんと再び祠に向かった主人は
 花の匂いがする、娘が成仏したんだな、と感じた。
 ※個人的に、この話は秀逸

・幽霊のひしゃく
 海に出ていた船が、夜、幽霊と出会う。
 海から腕だけが出ていてひしゃくをくれと言う。
 言われるままひしゃくを海に投げ入れると
 たくさんのひしゃくをもった幽霊が現れ
 あっという間に甲板に水を注ぎ、
 船を沈めてしまった。
 命からがら逃げて浜辺に着いた男は
 海であったことを伝える。
 そして今海に出ている船にも
 退避するよう伝えにいったが聞く耳を持たず
 一蹴されてしまうがその夜やはり幽霊が現れ
 ひしゃくで水を注がれてしまう。
 このままでは船が沈む、と積み荷をすべて
 海にドボンと落とすと幽霊は消えていった。


7/20放送分
・おぼろ月夜の嫁さん
 ひもじい暮らしをする重蔵が山仕事の途中、
 猟師に撃たれた白ギツネを見つける。
 猟師から匿い、足の傷を助けてあげた。
 それからしばらくしたある夜、
 おこんという名の女性が重蔵を訪ねて来た。
 そして二人は結婚することとなった。子どももできた。
 ある日、重蔵が仕事に出ているときに
 竜巻が襲って来た。先の猟師が竜巻に注意するよう
 言って回っていたがそれを聞いたおこんは
 狐の姿に戻り子をくわえて逃げていったが
 それを見た猟師はあのときの白ギツネだと気づき
 銃で狙ったが子どもの姿を見て撃つことはしなかった。
 重蔵が戻って来たとき、猟師は全てを話した。
 その後おぼろ月夜になると重蔵の家の周りには
 狐火が見られ、鳴き声が聞こえるようになった。

・一モッコ山(ひともっこやま)
 武蔵の国周辺に2人の大男が住んでいた。
 2人は山作りで勝負することとなった。
 勝負に勝った駿河の大男は富士山を作り、
 もう一方は夜寝てしまったために
 大きな山を作れず、榛名山となった。
 また勝負に負けて泣いた涙が溜まり
 榛名湖となった。
 そして作り途中で最後に積み上げる予定だった
 塊が一モッコ山、である。

・とびくら
 山の粗末な庵に住むお坊さん、
 村人へ説法し少しずつ食べ物を分けてもらい
 暮らしをしていた。長者は自分のところに来て
 話をしてくれるのであれば米をやると言ったが
 お坊さんは鉢を飛ばして長者宅に文を届け、
 自分は足を運ばなかった。
 それからしばらく鉢を飛ばすやり取りが続いたが
 長者はそれが気に入らず自分の蔵に鉢を
 閉じ込めてしまう。すると晩になると
 蔵自身が動きだし、蔵ごと飛んで
 お坊さんの住む山に移動してしまった。
 お坊さんの力に恐れ入った長者は
 その後はお坊さんの話を真摯に聞くようになり、
 お坊さんはお坊さんで多くを得ずに
 さらに修行を積むことを誓った。


7/27放送分
・一休さんの虎退治
 屏風の虎、このはし渡るべからず、の話。

・山の神と子供
 母の暮らしを助ける息子。
 あるとき山でお昼のおにぎりを老人に
 食べられてしまったが、その老人が
 願いを叶えたいなら山の神社でお祈りを
 すれば良いと教わる。その道中、
 寝たり起きたりを繰り返す孫娘を心配する人、
 春に花を咲かせる木が咲かせなくなったこと、
 海に帰れなくなった修行中の女性と出会った。
 それぞれの願いをお祈りすることを約束した。
 神社に着くとそこで現れたのはあの老人だった。
 その帰り、海に帰れない女性には、川に
 木の葉を落とせば海に辿り着けると教えると
 災難を取り除く珠をもらった。
 木が花を咲かせない理由は根元に埋めた
 壷が原因だと教えると2壷あったうちの1つを
 譲り受けた。そして寝たきりの孫娘は
 災難を取り除く珠によって元気になった。
 その家で奉公人として働かないか?と誘われ
 母を街に呼び寄せ働くこととし
 自分自身も願いを叶えることができた。

・鶴見塚
 子どもに捕まった鶴を助けたおじいさん、
 その家に、夜、若い女性が訪ねて来た。
 娘はおじいさん、お婆さんを助けて
 暮らしていたが村でも評判の娘として
 噂されるようになってから
 自分が鶴であることを明かし
 家を出て行くことを伝えた。
 おじいさんとおばあさんは鶴の平安を
 願い、鶴見塚を築いた。

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