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台湾 -四百年の歴史と展望-

伊藤潔 著 / 中央公論新社 刊

就職してから台湾を意識するようになった。
台湾に支店があり、台湾人とともに仕事し、
その誠実さや文化は共感できるものであり、
僕の中での好感度はとても高い。

そんな「台湾」と書かれたこの本を
本屋で見かけたとき、少し読んで
特に何も考えずに買ってしまった。
そして読んだわけだが、
台湾の歴史やその時代時代の情勢や
生きている人の感情まで手に取るようにわかる
大変勉強になる本であった。
評価する立場ではないが、
台湾を知りたい、あるいは勉強したい方には
とても良書であると思う、僕は推したい。

気になった点は以下である(引用)

・ほとんどの台湾人は中国語に通じず、
 中国語のできる台湾人を副通訳に採用し、
 日本人の正通訳との間に中国語を介して、
 日本語と台湾語の会話が行われた。

・台湾人の民族運動がはじめて法廷闘争の
 手段で争われ、法治国家の市民としての意識が
 培われることになった。

・日本の台湾統治に最大級の賛辞を惜しみなく
 呈しており、いわく「他山の石」
 「日本人にできて中国人になぜできないのか」
 「わずか四十年の経営で、台湾と中国の格差は
  驚くばかり」と評して、日本帝国主義の
 台湾支配を批判するどころか、その成果に
 驚愕し絶賛している。

・中国と台湾の近代化の格差を知る人のなかには
 台湾独立の機会到来と考える人もいた。

・「犬(日本人)去りて豚(中国人)来たる」


今度、台湾出張などがあった際には
こうした歴史の話題を話せたらよいな〜。

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