http://kote5120.blog.shinobi.jp/%E8%AA%AD%E3%82%93%E3%81%A0%E6%9C%AC%E3%83%BB%E8%A6%8B%E3%81%9F%E6%9C%AC/%E3%81%93%E3%81%AE%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%81%9F%E3%81%A1%EF%BC%88%E4%BA%8C%EF%BC%89この国のかたち(二)
司馬遼太郎 著 / 文藝春秋 刊
(一)はこちら
とても気になって(二)も読んだ。
きっと(六)まで読むような気がしてきた。
僕にしては珍しい。
やはりこの時期に読んだので
戦争や徴兵に絡む内容を読んだときは
戦没者の方々に思い至ったりしたが、
それ以外は純粋に司馬遼太郎先生の
豊富な知識に敬意を表したり、
当時の文化や今に繋がる文化の根本を
なるほどと思いながら読んだ。
気になった点は以下。
・平田神道は、圧倒的な影響を当時の世間にあたえた。
・幕藩体制を超越した”日本国”という多分に架空生の高い
一点を想定して、志士たちに刺激的な示唆を
あたえつづけた唯一の人物は、幕臣の勝海舟だった。
・そのような末期軍隊という”地域”での体験者や、
あるいは戦場という”地域”に属したひとびとが、
その後存在を賭けて、私とは別趣な歴史観をもつのは、
きわめて自然なことだし、かつ人間として重要なことである。
日々、見落としていることが多々あるんだろうな。
見落とさず考察すれば、きっと誰でも本が書ける。
上手い下手は別として。
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