http://kote5120.blog.shinobi.jp/%E8%AA%AD%E3%82%93%E3%81%A0%E6%9C%AC%E3%83%BB%E8%A6%8B%E3%81%9F%E6%9C%AC/%E5%9B%BD%E5%AE%9D%E6%B6%88%E6%BB%85国宝消滅
デービッドアトキンソン 著 / 東洋経済新報社 刊
この本をなぜ手に取り、なぜ買ったのかは
今となっては覚えていない。
著者はゴールドマンサックス社での勤務経験があり、
その後に小西美術工藝社の社長に就いた方である。
日本語がここまで上手で全て原稿を日本語で
書いたのかどうか、大変気になった。
それと意見を述べるとき、必ず反対意見を想定して
全て反論するための情報提示と考えを
もれなく述べていたのが面白いと思った。
気になった点(引用)
・「なぜ日本の神社は赤いのですか?」
・日光は日本唯一と言ってもさしつかえないほど、
修理が「本物志向」なのです。
・ようやく次の修理費用を貯めるための積み立てが
できるようになると、「潤っている」として
補助金がカットされ、健全経営が遠のくという
悪循環に陥るのです。
こうした文化財に対して払うお金は
確かに少ないのではないかと思う。
補助金としても観光で払うお金としても。
だけでなく、お寺の檀家が減少したり、
いろいろな伝統が失われつつあると思う。
自分でできることをしようと思う。
[0回]
PR