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日本の昔ばなし(4/27〜5/11)

内容メモ




4/27放送分

・お坊さんとカメ
 修行中、小さな亀を助けたお坊さん。
 しかしお坊さんは炎天下で倒れてしまった。
 もうろうとした意識の中、助けた小さな亀は
 水場を求めて歩きつづけているのをみて
 お坊さんも亀についていき、とうとう水場に着き、
 命をつなぐことができた。
 修行を終え寺に戻ったお坊さんは偉い位となった。
 しばらくして、お坊さんは
 助けてくれた亀のいる池に行きお堂を建てると
 その地は人が集まり栄えた。しかしある年に
 大雨が降り洪水の危機を向かえ、その際、
 お坊さんは自分を助けてくれた亀に対して
 「村を助けてください」と祈り続けた。
 すると亀は巨大な姿で現れ、決壊しそうな堤防を
 防護して村の危機を救った。

・キジムナー
 沖縄に住むガジュマルの木の妖精キジムナーは
 いたずらばっかりをしていたが
 ある山火事の後、非常に礼儀正しく接してきて
 不審に思ったおじいさんは後をつけて
 その様子をうかがった。すると父親が
 痛手を被っており大変弱っていた。
 気の毒に思ったおじいさんはおばあさんとともに
 食べ物を分けてあげることにした。
 そんなことがしばらく続いた後、
 キジムナーは父親が元気になったと報告してくれて
 キジムナー一家で踊りを披露してくれた。
 その後も人々はキジムナーと仲良く暮らした。

・けちの弔い
 ケチケチ生活で分限者まで上り詰めた者が
 自分の蓄えを後世にまで残したいと考えた。
 息子3人に、ワシの葬式をどうやるか?と問うた。
 見栄坊の長男は金のかかる葬式を、
 派手好きの次男はお祭り騒ぎの葬式を提案した。
 ぼーっとしている三男はお金のかからない葬式を
 説明したところ親は気に入り、この三男を
 後継ぎにすることと決めた。
 10年後、死を迎えた際に三男は言った通りの
 葬式を執り行ったが、棺桶がどうにも自分一人で
 持ち上げられず、兄二人が手伝おうとしたところ
 後継ぎは俺だと小競り合いとなってしまう。
 それを三途の川で聞いた男は棺桶をぶち破り、
 ワシが自分で歩く!と息子達を驚かせた。


5/4放送分

・おくり星
 山ひとつ向こうに住むばあちゃんが倒れたと
 タツジの元に使いの者がやって来た。
 タツジは翌日すぐに様子を見に山を越えた。
 するとばあちゃんは元気な姿で迎えてくれた。
 天気が怪しくなって来たのでタツジは帰ることを決め
 ばあちゃんは蓑を着ていくと良いと伝えた。
 山を越えようと進むと天気は悪くなり、
 獣のようなものも出て来てタツジは怯えてしまう。
 立ちすくんでいると火の玉が飛んで来て
 蓑が自ら動き出し家に送ってくれた。
 それはおくり星だとタツジの妻は言う。
 翌日、ばあちゃんは亡くなったと伝えられた。
 おくり星はばあちゃんだったのだろう。

・川の主(ぬし)との約束
 難産の妻と子を助けたいと、男はお地蔵様に
 祈りつづけていた。するとお地蔵様は
 お前の祈りに免じて子を授けるが
 生きられるのは18歳までだ、と言った。
 子はたくましく、近くの川を愛する子に育った。
 18歳になったとき大雨が降り、子は村の人に
 逃げるよう伝えて回り、逃げ遅れた人を助けた。
 若い女性が逃げ遅れていたので助けようとしたところ
 その女は川の主でお前の命をもらいに来た、
 しかしおまえの親や村への愛に免じて
 命はもらわないことにした、と言った。
 女は川に入り、大蛇の姿を見せた。
 すると大雨は止み、村は救われた。
 「川の主にわしの気持ちが通じたんじゃ」
 その後もその子は川を大切にして暮らした。

・鴨とり権兵衛
 鴨とり名人の権兵衛はもっとたくさんの鴨を
 一気に取れないだろうかと考えていた。
 あるとき池に凍り付いた鴨の大群に遭遇し、
 鴨の足に縄をくくり氷が溶けるのを待った。
 日が出て氷が溶け出すと鴨は飛び立ち出し、
 権兵衛は空高く飛び上がった。
 飛んでいるうちに縄が切れ始め、権兵衛は
 奈良の大仏殿の屋根に落ちてしまう。
 地上に居る者に助けを求めると
 風呂敷を広げるから落ちて来い、というので
 思いきって落ちると風呂敷を突き破り
 地面を突き抜け死者の世界に行ってしまう。
 そこには死者の医者が居て、相談すると
 地上に戻れる薬を作ってやろうと言う。
 それを飲み込むと権兵衛は飛び上がり、
 雲を突き抜けてしまった。
 雲の上には風の神様が居て事情を話すと
 村に飛ばしてもらうことになった。
 雲に乗って飛んでいるともとの池に落ちた。
 池からあがると手にしたのは小ブナ10匹。
 せいぜいこんなもんで欲はほどほどに。


5/11放送分

・蛸八長者
 貧乏なタコ漁師が旅に出た際、
 大金持ちと一緒になった。
 タコ漁師は1000坪、五万の柱の家に
 住んでおり、人は蛸八長者と呼んでいる、
 と説明した。
 また、息子の嫁が決まっていない、とも。
 するとその金持ちはうちの娘はどうかと提案。
 話はとんとん進みとうとう祝言の日となった。
 金持ちは1000個のたこ壷、ごまの柱を見て
 愕然としたが娘はこれもご縁であると
 嫁入りをすることとなった。
 ある日、嫁はその村で砂金が取れることを知り
 砂金とりを村人と初めて村を豊かにした。

・長者とわらび
 負けず嫌いの長者があるとき
 長者様でも取りきれないほどのワラビが
 山に生えていますなぁ〜と言う話を聞き
 取りきれないなんてことはない!と息巻き、
 人を集めワラビを取り始めた。
 日暮れまでということで進めていたが
 到底取りきれる量ではない。
 日が傾いていたところで長者はまずいと思い
 日よ登れと祈り始めたところ日は元に戻った。
 そんなことを繰り返しているうちに長者の
 蔵は消え、家も消え、長者自身も消えてしまった。

・嫁の才覚
 湊屋の夫婦は売り枡買い枡という枡を作り
 商売をしていたが店は傾いていた。
 売り用は小さく、買い用は大きく作った枡で
 人々から不信感を抱かれていたからだ。
 その夫婦の息子に嫁入りしたいという
 娘が現れ、一家はその娘を嫁に迎え入れた。
 嫁はよく働き店の手伝いをしようとしていたが
 売り枡買い枡の正体を知られてしまうと
 都合が悪いため店から遠ざけていた。
 娘はあるときその正体を知り、実家に帰ると
 いうことをちらつかせ店に入ることを認めさせた。
 娘は売り用と買い用の枡を逆に使い商売を始めた。
 すると評判が良くなり栄えた。

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