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日本の昔ばなし(4/6〜)

最近のオープニングではこう書かれている。
「厚生労働省社会保障審議会特別推薦
 児童福祉文化賞 受賞作品」

さて、内容メモ



4/6放送分

・ちょうふく山の山姥
 山に住む山姥が子どもを産み
 餅が食べたくなったため
 ふもとの町で夜に
 「餅をもってこい」と騒いだ。
 餅をもつための若者と
 道案内の老婆が山に登ることとなったが
 若者は山姥を恐れ途中で餅を置き
 町へ逃げてしまう。
 老婆は町の人に迷惑がかかる、と
 山を登りつづけた。
 山姥は老婆を迎え入れ
 「21日間手伝ってくれ」と頼んだ。
 老婆は、山姥であろうとも産後は
 大変だろう、と手伝うことにした。
 21日が過ぎ、老婆が帰ろうとしたとき
 山姥は錦の反物を土産に渡した。
 老婆が自宅に戻ると葬式が執り行われ
 町の皆が老婆の死を悲しんでいたが
 無事に戻り、土産の反物にも喜んだ。

・さだ六としろ
 猟師のさだ六は飼い犬のしろとともに
 猟をしていた。猟場は厳しく管理されて
 いるが、ある日、となりの山に入って
 しまいその地の者に捕まってしまう。
 さだ六は吹雪の中、木に縛り付けられた。
 さだ六は狩り場御免の証文を持っているが
 それは家に置いてある。さだ六は
 しろにその証文を持ってくるよう
 指示し、夜を待つことにする。
 翌朝、代官所に連れて行かれたさだ六は
 すでに弱り切っていた。
 そこに、証文の巻物をくわえたしろが現れ
 さだ六は「よくやった」と言ったところで
 息絶えてしまう。
 しろはさだ六から離れることはなかった。

・座敷わらし
 旅の薬売りが町の分限者の家で
 一晩泊めてもらうこととなった。
 分限者から「お金はあるのか?」と聞かれ
 お金を払って広間で床に付くと
 どこからともなくわらしが現れ
 「このうちから出て行った方がいいよ」と言う。
 夢かと思って聞いていたが、その言葉に従い
 よく朝に薬売りはその屋敷を出る。
 数年してまたその家を訪ねると
 その姿は変わり果てていた。
 主に聞くと、薬売りが出て行った後に
 3人のわらしが「おわりじゃおわりじゃ、
 このやしきはおわりじゃ」と家を出ていったあと、
 やること成すこと全てがダメになったという。
 代わりに孫兵衛のところは栄えている、とのこと。
 それを聞いた薬売りが孫兵衛宅を伺うと
 やさしく迎え入れてくれた。
 その晩も寝ていると3人のわらしが現れた。
 薬売りはこのわらしが座敷わらしでは
 ないかと考えた。座敷わらしが住み着いた家は
 栄え、出て行ってしまうと落ちぶれるのである。


4/13放送分

・油しぼり
 怠け者の若者が観音様に
 「何もせず食えるところはないものか?」
 とお願いをした。すると観音様は
 「西へ向かい大きな屋敷に行くのだ」
 と告げた。若者は西へ向かい、大きな屋敷を見つけ
 そこに入った。お告げの通り、中では
 食事がたくさん用意されたらふく食べた若者は
 しっかりと肥った体になっていった。
 あるとき若者は屋敷にある蔵を覗いたが、
 そこで見たものはまるまる太った男から
 油を取っているところだった。
 若者は自分もこうなるのではと恐れ、
 逃げ出したが捕まってしまう。
 ・・・というところで目が覚めた。
 観音堂の隣で居眠りをして夢を見ていたのだ。
 「ただ居て食うな」という声が聞こえて来た。

・星女房
 北斗七星の7人の娘は地上の様子を見ていた。
 このうち、北斗七星に近い星(ドゥペ)の娘が
 苦労人の男を不憫に思い、地上に降り、
 この男と所帯を持つことにした。
 そして子どもも生まれた。
 しかし北斗七星がかけたことによって
 北極星を見つけることが難しくなり
 漁師が方角を分からないなどの問題が起きた。
 星の娘は子とともに夜空へ戻ることとした。
 このとき、あわてて戻ったため
 もとの位置ではなく6番目の星(ミザール)に
 戻ってしまった。そのためこの部分は
 二重星になっている、というお話。

・かしき大尽(だいじん)
 漁師の炊事係であるかしきは
 食べ残しの料理を海に撒き、
 魚達に食べさせていた。
 ある晩も同じようにして
 「おいお(おいを)おあがり」と言いながら
 魚達が食べ終わるのを見届けた後、
 舟底に戻ったところ、揺れが無くなるのを感じた。
 海を見てみるとそこは砂金で埋め尽くされていた。
 かしきは桶に砂金を取り、皆が起きたら
 びっくりするだろうと思いながら眠りについた。
 翌朝起きると海は元に戻っていた。
 皆に話したが信じないので桶を見せると
 年老いた漁師が龍神様のお計らいじゃと言った。
 その後、このかしきの暮らしは良くなったが
 ものを大切にし冨を皆で分かち合った、と言う。


4/20放送分

・火の鳥
 かずのの地に住む人々は作物が育たず
 ひもじい暮らしをしていた。
 火の鳥が地を焼き尽くすなどの問題もあった。
 村人は地の守り神である獅子王に祈りを捧げ
 守ってもらうこととした。
 火の鳥の獅子王の戦いは凄まじいものであった。
 戦いの果て、火の鳥はとうとう魂になり、
 村人の暮らしは徐々に回復していった。

・木仏金仏(きぶつかねぶつ)
 ひもじさ故に命を落とそうとした若者は
 川に飛び込んだものの死にきれなかった。
 そこに丸太が流れてきたので若者は
 それにしがみつき、岸に着いた。
 若者はその木で仏様を作り、
 毎日朝晩に祈りを捧げるようになった。
 それを知った長者様が私の金仏には
 到底かなうまいと言って来た。
 木仏と金仏は話をし、丑三つ時に
 相撲で勝負することとなった。
 勝負は木仏が勝った。
 長者はなぜ負けたのですか?と
 金仏に訪ねたところ、金仏はこう答えた。
 「木仏どんは朝晩お供えと祈りをもらい
  仏の力が付いた。私は見せびらかされ
  お前の金儲けに使われただけじゃ。
  だから仏の力が生まれなかったのじゃ。」

・芝浜
 腕の立つ魚屋の男が女房に起こされ
 朝早くに仕事に出たとき、偶然川で
 大金の入った財布を拾う。
 酒好きのこの男、財布を拾ったあと
 仕事もせず真っ先に家に帰り、
 大酒を喰らうようになる。
 女房が心配して仕事に差障るから、というと
 男は金ならあるから大丈夫だと神棚を探る。
 しかし男が神棚に置いた財布が見つからない。
 女房はこの件で別れ話まで切り出し
 夢だったんだろうということになって
 男はこれはまずいと考え、酒を断ち、
 これまでとは心を入れ替えて働き者になる。
 子が大きくなり、店も持てた頃、
 女房はあの財布は夢ではなかったと
 一部始終を話すが男は怒りもせず
 感謝の言葉を返し、久しぶりの一杯を楽しんだ。

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