27歳を迎えた人へ

27歳を迎えたあなた、おめでとうございます。
生まれてくれてありがとう(by erienさん)

27歳には、ある記念すべき日があります。
覚えておいて、ぜひ僕のようにならないで欲しいんです。 27歳とおよそ4ヶ月半過ぎたころ

生誕10,000日

を迎えます。
僕の場合は2004年5月7日だった。
ちなみに会社のサイボウズにも登録していた。
(サイボウズってのは便利なオフィス向けグループウェア、かな？)

ちゃんとその日が来たことも知っていたし、
どれだけ特別な日かもわかっていた。
なんと言っても

桁が1つ増えるんですから

9,999日生きたのと10,000日生きたのでは
普通の声と裏声くらいの違いがあると思う。

10,000日もの間、この体は生命としての活動をしてきた。
どれだけのものを食べ、どれだけの排泄をしただろう。
どれだけの涙を流して、どれだけの髪を切っただろう。

どれだけゴミを出しただろう

どれだけお金を使っただろう

正直、人間の寿命はまだまだ短いと思う。
それでも機械に比べたら寿命は長い。


「機械は修理がきく」(マクガイバーの言葉)


でも、1ヶ月に1回とか修理が発生するようでは
合格点を挙げられる製品とはいえないと思う。

機械を環境試験にかけると
「え？金属がこうなっちゃうの？！」
と、驚くばかりに劣化するのだ。
そんな仕事に1年以上携わっていた。
僕が製品化したものはごく単純な構成のものだが、
そんなものでも20年の動作保証をするのはかなり大変だ。


それに比べて人間。
20年経って「これから」です。
これだけ動いて、水分・温度の変化にも強い人間。
金属ではあり得ません(たぶん)
そんな人間が10,000日目を迎える日くらい

うまい餌を与えてあげて

ください。
夜遅くまで仕事させちゃダメです。
周りの人にも何かもらってください。
裏声で1日過ごす、くらいしてもバチは当たりません。

次はあったとしても11,111日だよなぁ～。
3～4年先だな。

どうしようもないくらい眠い。