http://kote5120.blog.shinobi.jp/%E8%AA%AD%E3%82%93%E3%81%A0%E6%9C%AC%E3%83%BB%E8%A6%8B%E3%81%9F%E6%9C%AC/%E3%81%99%E3%81%B0%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%84%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%95%8Cすばらしい新世界
ハックスリー著 / 松村達雄 訳 / 講談社 刊
ということで、珍しく小説を読んだ。
これを読もうと思ったきっかけは
菅直人氏の言葉に出てきたから、だ。
一体どんな内容なのだろうと思って。
で、読んだ感想。
正直、まともに読んでません。
最初の方は比較的しっかり読んだものの
読み進めても特に新しい発見がある訳ではなく
その世界に引き込まれていくよう
いろいろなことが事細かに描写され、
またその世界のルールなどが延々と書かれていて
じっくり読む必要は無いと思った。
けど、一応全てのページはめくって、
その中で手が止まったのは十七章の場面。
「われわれは物事を愉快にやるのが好きなんだよ」
「ところが、私は愉快なのがきらいなんです、わたしは神を欲します、詩を、真の危険を、自由を、善良さを欲します。私は罪を欲するのです」
この本はすばらしいと思うけど、
知らないうちにこういう世界に近づいて
いたりしないか、ということは
僕ら自身が注意深く見ていないといけないと思う。
こういう世界を望むかどうかにも
一人一人意見を持っておくべきだと思う。
・すばらしい新世界 (講談社文庫 は 20-1)
[0回]
PR