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記録として残らないもの

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信仰と医学 聖地ルルドをめぐる省察

帚木蓬生 著 / KADOKAWA 刊

この本を知ったのは新聞だった。
気になって、手に入れてしまった。

前半はベルナデットの身に起きた
不思議な体験談と、そこに関わる
人々の物語が描かれている。

昔の話で神がかった物語であり、
科学の目で見てしまうと信憑性が
どうだのこうだとのなってしまうが、
こうした超自然な体験談が
特に宗教にとっては、その根源にある
力の偉大さを誇示できる者であり、
また、人々はそうした力があることを
信じたいのではないかと思う。

それとは別に、そうした象徴的な
体験をしたものへの関わり方について
様々な人の、様々な思惑が絡んで
その中でベルナデットは翻弄されて
決して長くはない生涯を終えたと思う。

そして奇跡の数々は科学のメスも入り
検証がされているが、読んだ限りは
明確な答えは出ていないように感じた。
超自然的な力は僕も興味があるところ
であり、人間にはまだまだ不思議な
力が宿っていると思っている。
そうしたものが解明されると
また新たな解釈ができてくるのかも
しれない。

不思議なこともあるものだ。

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