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果てしなく美しい日本

ドナルドキーン著 / 足立康 訳 / 講談社 刊 ということで読んだ本について
全くブログに上げていなかったので
時間のある今日、ざざっと書きたい。
終わるかな。。。


まずこの本。
もう読んでから1年は経っていると思う。
従って内容は全然覚えていない。
こういうのを言い訳というのだな。

耳の折ってあるページから
抜粋すると下記のような感じだ。

・一八五三(嘉永六)年にペリー提督が「開国」させるまで
 日本は世界から孤立していたから
 ひとたび凶作が起これば集団的な
 餓死者が出るのは避け難いことだった。
・心理学者 高木正孝はこう書いている。
 「日本人は、はじめから淋しがりやで
  孤独では生活できないのである。」
・ペリー提督が訪れた日本はけっして幸福な国ではなかった。
 餓え、病い、嬰児殺し、さらに、絶対専制政治につきものの
 あらゆる諸悪のために、日本人の生活は今日よりはるかに
 劣悪だった。それにもかかわらず、昔日本を訪れた多くの
 人々の証言によれば、広く浸透した孔子の教えの影響で、
 日本人は柔和で、礼儀正しく、規律を重んじる国民だった。
・ラフカディオハーンは西洋思想の影響で日本に起こった
 変化を回想して、次のように述べた。
 「日本の古い道徳観念は、少なくとも欧米のそれに劣らず
  きわめて高尚なものであった。家父長制度的な政府の下で
  太平を楽しんでいた間は、人々は実際に道徳にかなった
  生活を送ることができた。(中略)しかし、ここ数年、
  犯罪の発生率は確実に増加しつつある」
・すべての日本人が等しく共有するもうひとつの楽しみは、
 季節の移り変わりの喜びであろう。
・日本の家は清潔さの規範だが、日本のオフィスはえてして
 渾沌とした無秩序状態である。
・過去千年余の間で皇室が繁栄を謳歌したのは、比較的
 短い期間に過ぎなかった。(中略)皇統がこうした浮沈に
 耐えつづけてきたことこそ、むしろ驚嘆に値するというべきだろう。
・旧来の教育方法は非文明的、非民主的、非能率的ではあるが、
 おそらく将来二度と出現することのない多くの名人たちを
 生み出したのである。
・アメリカの制度にならって、教育委員会が設立された。
・予想に反してケンペルは「鎖国は日本のためにとてもよい」と
 言っています。(中略)鎖国があったら戦争がなかった、
 これが非常に大きい理由なのです。



とまぁかなり端折って抽出しているので
これだけ読むとなんだか?かもしれませんが、
日本が好きだとおっしゃっているキーン氏のこの本は
一読の価値があると思います。

興味ある方はぜひ読んでいただきたいです。

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