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生命の星・エウロパ

長沼毅 著 / 日本放送出版協会 刊 宇宙とか生命には昔から興味がある。
この本を買うとき、写真満載の
フォトブック的なものかな?と思っていたけど
実際には科学の目線で細かい解説が載っている
バリバリの理系書でした。

内容は大変面白かった。


耳を折った部分を見て行こう。

・木星の巨大な潮汐力変動によってイオの直径は
 100メートルも伸び縮みさせられている。
・東濃地下学センターには東濃鉱山があり、地下生物圏の
 研究プラットフォームである。(中略)
 世界に誇れる施設である。
・太陽に次に近い恒星は、へびつかい座のバーナード星である。
 (中略)バーナード星の"太陽系"には生命の存在が期待されている。
 彼らの文明とわれわれの文明が交わることはあるのだろうか。
・宇宙における元素存在度からヘリウムを除くと、多い順に
 水素、酸素、炭素、窒素となる。実は、これは、人体における
 元素存在度の順と同じだ(存在度の%は違うが)。



これしかチェックされていなかったけど
もっと他にたくさん面白い話が書いてあったと記憶している。
そして、この長沼さんの文章は原理原則に基づいていて
自分の主張のような書き方ではなかったように感じられる。
中立に、客観的に物事を見て書いていて、
それの根拠となる表なども掲載されていたり
推測の部分は推測だと書いてあったので好感を持てた。
さらに、今後はこういうことも発見されるだろう、とか
将来に夢を与えてくれる内容も書かれてあって
学生の読み物としてはとてもよいのではないかと思う。

僕はこういう本が好きだ。改めて思いました。

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