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愛に満ちた「ラヴログの国」がありまして、
そこでは多くの民が比較的平和に暮らしておりました。
しかし、そんな愛の国にも、
寝不足の人がかなりたくさんいて、
いや、よく考えてみるとそうでもなかったりして、
昼夜さかさまな生活をしている住民が、多々いることがわかる。
住民は、比較的高い割合でペットを飼っていて、
中には動物でないものもいるようだが、
ペットへの愛は、隣人への愛と同じように深い。
そして、そんな愛の国には、
ハゲマンというヒーローがいた。
ハゲマンは超多忙スケージュールのため、
パンダが自らの耳を取ってハゲマンの替わりに。
ラブログの国を牛耳っておりました。
それにより、秩序と混沌の微妙な均衡が保たれているのです。
ところが、それは何の前触れもなく起こってしまったのです。
その時、誰もが、我が目を疑いました。
なんと、ハゲマンの頭から毛が生えてきたのです!
しかも、3本!
そうです、ハゲマンの正体は実は
彼こそが・・・・
***第1章***完***
第2章
「ラブログの国」の王子は、
常に人の注目を浴びていたい! と頑張っている。
そこにつけ込んだ、王の座を狙っている宰相が
王子の背中に
「ボクはバカです。バカ王子って呼んでね」という張り紙を貼った。
まったく気づいてない王子は
そのまま町へ意気揚々と出て行きました。
さて、町には、彼が密かに思いを寄せている少女がいました。
その少女は
毎日、パン屋で働いています。
「あ~、豆パンいかがっすか~!
豆パンいかがっすか~っ!!!」
「今なら3つで200ラヴーっすよ~!
ちょ~お値打ち価格っすよ~♪」
しかし、なかなかパンは売れませんでした。
そこに王子がやってきました。
「こ、こ、こんにちは」
王子は照れてまともに少女の顔も見れません。
「あ、王子様、こんにち…」
その時、少女は背中の張り紙に気づいたようです。
そこで少女は言いました。
「ま、豆パンいかかです?
バ、、、バカ、、、ウマですよ、、、」
王子は
新しい「バカウマな豆パン」と
古い「豆パン顔」を交換しました。
「元気300倍~!」
そうです。
王子にはもう1つの顔があったのです(文字通り)
その名も「豆パンマン」
必殺技は「豆パンキック」
地味にダメージを与えるローキックだ。
そこで2人の様子をこっそり見ていた宰相が
世界中のあらゆる『豆』という『豆』を
焼却処分する計画を企んだのです。
ほくそ微笑む宰相
一方その頃、
豆パンマンに扮した王子は
街のちんぴらを投げ倒し投げ倒し・・
それを見ていた正直者の子供が
背中の張り紙を見ていいました
「こいつ豆パンマンじゃないぜ、
バカ王子って書いてあら~・・」
周りにいた子供たちも
「バカ王子!」
「バカ王子~!」と騒ぎ出しました。
しかし、王子は赤いマントをひるがえし、
子供たちに向かって、
「バカって言った方がバカなんだ~」と
泣きながら叫びました。
その様子をこっそり見ていた王様は、
「けだし、名言!あっぱれじゃ!」
とのたまったそうな。
そのとき、王子の右手のリングがかがやいて、
天高く伸びる3本の木が現れました。
びっくりする住民、走ってくる憧れの少女。
王様は言いました。
「伝説は本当だったんじゃ!こりゃたまげたわぃ!
伝説によるとこれらは豆の木、コロッケの木、威の木(いのき)じゃ」
「聞いたことあるわ~!本当だったのね~、王様!
豆パン、コロッケパン、燃える闘もろこし魂パン
の話!」
と、目を輝かせながら、王子を見つめる少女。
「王子!コロッケパンマン、
燃える闘もろこし魂パンマンを
探しに行きましょう。」
「き・・君は・・?」
その時、唖然とする
王子のデコの【豆】の一文字が輝いた。
豆パンマン進化
新たに「豆パンチ」を覚えた。
王子は思った。
(『燃える闘もろこし魂パンマン』って語呂悪いな…)
さて一方、すっかり影の薄くなった宰相ですが
着々と『豆焼却処分計画』は進んでおり
ラヴログの国の豆不足は深刻なものとなっていた。
「このままだと豆パンマンがただのパンマンになっちゃう!」
そんな時に現れた『3本の木』
王様は言いました。
「この3本の木のうち、
「どれか一本に【あたり】が刻まれておる。【あたり】が出たらもう一本じゃ!」
(ホームランバーかよ)
と思いながらも、王子は、
輝く右手のリングをなんとなく見てみました。
そのとき!
王子ではなく少女が気付きました。
その光に照らされた背中の張り紙に変化がっ!
少女は思わず「王子!背中の張り紙!」
なんと!
背中の張り紙から火が舞い上がり
ヒラヒラと三神木の一つ「豆の木」に
燃え移ったではありませんか
これは大変です。
またも、ほくそ微笑む宰相
「豆の木」が燃えている・・・・。
呆然とする王子の前に現れたのは、
今や髪の毛が3本になった「ハゲマン」だった!
ハゲマンの髪の毛に熱風が吹き付ける!
マントで熱風から少女をかばいながら王子は言った。
「ハゲマン!豆の木を守りたいんだ。」
少し微笑んだように見えたハゲマンは、
髪の色が金色に変わったのだ。
すると…
ハゲマンの
黄金の3本の毛が輝き
王子の額の「豆」の字がまぶしく輝き始めた!!
そして
まぶしく輝いたかと思うと・・・・
3本の毛は『矢』のように飛んでいき
王子の額に激しくぶつかり、その衝撃で倒れてうずくまりました。
「王子!大丈夫ですか!」
「ううっ・・・。ああ、大丈夫だ・・・」
そう言いながら顔を上げた王子の額の文字が
なんと『豆』から『短』になっていました。
「あわわわ・・・。豆パンマンが短パンマンになっちゃった・・・」
王子はとりあえず短パンをはいてからこう言いました。
「立ち話しもなんだし、城に戻って
会議をひらこうよ~ボク疲れちゃった・・」
王さま
「うむ・・」
そのとき、少女が・・・
焦げた豆の木から豆を拾い集めました。
豆は香ばしい香りがしています。
少女はちょっと疲れも感じていたので、豆を持って家に帰ることにしました。
それを見ていた宰相。
実は豆の木が燃え始めたときに
「ブワハハハ、我輩の恐ろしさを知ったか~!」
と登場したつもりだったのですが、
誰にも聞こえなかったのです。残念!
それに豆の木が思ってた以上に燃えているため、
実は【あたり】であった、『威の木』にまで、
火が移って燃え始めたのです。
燃える威の木は、
持ち前の「闘魂」で
天にも届く程の雄たけびをあげました
「ダァァアアアアァァァツ!」
すると不思議な事に、
それを見ていたハゲマンの3本の毛が、
消えてなくなったのです。
そして『威の木』は、
注釈:最初に生えた3本の毛は
王子に向かって、飛んで
いってしまいましたが、
その後、毛は
再生されていました。
さて、威の木は、燃え尽きちゃいました。
しかし【あたり】ですから、心配ご無用!
ちゃんともう一本、どこかにあるのです!
問題は豆の木のほうで、こちらはまだ燃えていましたが、燃え切っていませんでした。
町の人々総出でバケツリレーで消そうとしています。
そして王と王子は、
そんな町の人々の姿を見てこうつぶやきました。
「この国は私たちがいなくても大丈夫だな」
「さぁ、街も問題なさそうだし、会議を続けようか」
と、その時
隣国から使いの者がやってきました。
その者の様子を見るとどうやらただ事ではなさそうです。
使者は言いました。
「さきほど、我が国の都に、みょーてけれんな木が生えてきました。
聞くところによれば、その木の出所はそちらの国とのこと。」
それを聞いた国王は、
「ほぅほぅ、やっぱり1本出てきおったな、
ここまで伝説が正しいと楽しくて血が騒ぐわぃ!
よし、王子、行くぞぅ」
と、隣国へ向かうヘリをチャーターしました。
そう、王様は残念ながら飛べないのです。
出発して約2分、隣国が見えてきました。
なんと隣国の都に生えている木は、
”アゴー”が鈴成りになった『威の木』でした。
王様は、目を疑いました。
「おおおっ!あんなに、アゴーが鈴なりになってるとは、
きっと何かが起こるぞ!」
王子は、威の木に実るアゴーを初めて見ました。
「アゴーって美味しいの?」
王様は言いました。
「アゴーは食べるとまずいが、実は、他に使い方があるのじゃ。
それは、
「驚異のパワーアゴー茶の作り方はこうじゃ・・
幹をよくみてみなさい。ココに記してあろう」
【①みじん切りにした『アゴー』を、フライパンで黄金色になるまで炒めます。
②急須やポットに入れ、お湯600cc位を注ぎます。(アゴー約1個分)
③4、5分間お待ちになってからお召し上がりください。
ウーロン茶よりも味わいが豊かで、ジャスミンティーよりも自然のやわらかさです。
※筋肉の力を強め、内臓を強化する「筋力増強作用」はコロッケを食しながら・・・・・・・】
「残念、そのあとが読めぬのぉ・・・」
「まぁ仕方ない、とりあえず作ってみるかのぅ」
遂にできた、パワーアゴー茶。
「よっしゃ、まずワシが飲もう」
王様はパワーアゴー茶を一気に飲み干した。
すると、王様のからだに変化が…
見る見るうちに痩せ細り、春一番の風に飛ばされそうです!
「う~む。「飲み方」が間違いだったかのぅ・・・」
パワーアゴー茶の研究が進められた。一方、王子は、
「パワーアゴー茶」に夢中な王様をほったらかしにして、先に自国に帰ることにしました。
焦げた豆を持ち帰った少女の事が、気になって(木になって?)いたからです。
さて、
そのころ少女は、持ち帰った豆を使って料理を作っていました。
焦げていても、なんとかなりそうです。
少女はいろいろな料理を試していました。
まずは得意の豆パン。
しかし豆が焦げすぎていたため失敗。
食べられるのですが、絶品と呼ぶには程遠い味でした。
次に考えたのが挽いてみること。
拾ってきた豆はそのくらい焦げていたのです。
えいやーと豆を挽いていると、
「このお料理が出来上がったら、
一番に王子様に食べてもらいたいな♪」
(↑あ、かぶりました。すみません)
おいしそうなコーヒーができました。
しかしながら、そこは「あの」豆の木。
一筋縄でいくはずもなかったのです。
できたのはなんと「正義のコーヒー」でした。
少女の家に着いた王子はコーヒーを勧められるままに飲みました。
すると、どうでしょう!
「しまった~!ボクはなんて事を~
あんなにやせ細ったっ父上を
ほったらかしで来てしまった!!
ボクは親不孝な息子だぁ・・。」
突然王子は、反省し苦悩し出しました。
どうも、正義を出せる心の余裕がないようです。
王子の苦悩する様をみつめていた少女は、意を決してもう一杯「正義のコーヒー」を勧めました。
す、するとどうでしょう☆☆☆
王子は、少女と一緒に王様へ豆パンを差し入れることにしました。
しかし、宰相の悪巧みのせいで、豆はどこを探してもみあたりません。
「豆の木」にまだ、豆が残っていないかしらと探しに行くことにしました。
(ああ、しまった考えてるうちにかぶってた)
そう、王子は
王様に豆パンを差し入れることが「正義」であると、
急に考えを切り替えたのです。
苦悩していた王子を一杯のコーヒーがここまで変えてしまうとは・・・。
そう、この「正義のコーヒー」、
実は一杯飲むごとに
「某」社長のように、次から次へと新しいことに手を出してしていく、「まさ○しのコーヒー」なのでした(ぉい)。
そんなわけで、王子はまた新しいことを考えました。
それは、
「豆パンと「ま○よしのコーヒー」をセットにして
仕事前の国民に食べてもらおう!」
商売をしてアゴーの研究資金を集めようと考えた。
しかし豆パンの在庫が問題だ。
ようやく宰相の陰謀が注目されてきた「ラヴログの国」。
調子に乗った宰相は、
「隣国にアゴーが生えたらしいな、
その研究結果を盗めば・・・ムフフ」
と、なんとアゴー研究所を襲撃しようと考えたのです。
襲撃に向けてまずは体を鍛えることに。。。
まずは巷で流行っていると噂の腹筋を始めてみた。
目標は100回。
しかし、
宰相は100まで数が数えられなかったのである。
「おいっそこの者、100まで数えんかっ!」
しかたなく、女官は数を唱え始めました。
「いーち、にーぃ・・・」
しかし、10も数えないうちに、どうにもならないほど眠くなって、彼女は眠ってしまいました。
烈火のごとく怒った宰相は、
その女官をなんと北国送りにしてしまいました。
話によるとその北の国「サポーロ」は
ラヴログの国から移り住んだものは全て凍死してしまうほど、
毎日の食事で冷たいアイスクリンを食べることが、
その地の風習となっているとのこと。
しかも、
ここには暖かい飲み物など、いっさいなかったのだ。
そういえば、
温かい飲み物を密輸しようとしたものが
この間は労働が最も過酷とされる
アイスクリン製造工場に移送されたという報道があった。
たしか彼の任期は70年。
生きている間は出られないだろう・・・。
そこに送られた女官、実は、アイスクリンが
何よりも大好きだった。
そんなわけで、宰相の目論見とは逆に、彼女は嬉々として流されていったのであった。
ところで、周りには知られていないことだったが、彼女は王様の
専属占い師だったことがあるのだ。
王様のいる、その裏の部屋で神の声を聞いていたのだ。
彼女が得意な占いは
簡単に言えば、コインを3枚、何度か振って占うのだそうだ。なんか怪しげだ(笑)。
実は21万アゴーでテキストが販売されているらしい(爆)。
もちろん、テキストはバインダー式よ(。_・☆\ ベキバキ 日○ンかよ!
しかし、その占いは恐ろしいほどの精度を誇っているという。
そんなわけで・・・
愛に満ちた「ラヴログの国」がありまして、
そこでは多くの民が比較的平和に暮らしておりました。
しかし、そんな愛の国にも、
寝不足の人がかなりたくさんいて、
いや、よく考えてみるとそうでもなかったりして、
昼夜さかさまな生活をしている住民が、多々いることがわかる。
住民は、比較的高い割合でペットを飼っていて、
中には動物でないものもいるようだが、
ペットへの愛は、隣人への愛と同じように深い。
そして、そんな愛の国には、
ハゲマンというヒーローがいた。
ハゲマンは超多忙スケージュールのため、
パンダが自らの耳を取ってハゲマンの替わりに。
ラブログの国を牛耳っておりました。
それにより、秩序と混沌の微妙な均衡が保たれているのです。
ところが、それは何の前触れもなく起こってしまったのです。
その時、誰もが、我が目を疑いました。
なんと、ハゲマンの頭から毛が生えてきたのです!
しかも、3本!
そうです、ハゲマンの正体は実は
彼こそが・・・・
***第1章***完***
第2章
「ラブログの国」の王子は、
常に人の注目を浴びていたい! と頑張っている。
そこにつけ込んだ、王の座を狙っている宰相が
王子の背中に
「ボクはバカです。バカ王子って呼んでね」という張り紙を貼った。
まったく気づいてない王子は
そのまま町へ意気揚々と出て行きました。
さて、町には、彼が密かに思いを寄せている少女がいました。
その少女は
毎日、パン屋で働いています。
「あ~、豆パンいかがっすか~!
豆パンいかがっすか~っ!!!」
「今なら3つで200ラヴーっすよ~!
ちょ~お値打ち価格っすよ~♪」
しかし、なかなかパンは売れませんでした。
そこに王子がやってきました。
「こ、こ、こんにちは」
王子は照れてまともに少女の顔も見れません。
「あ、王子様、こんにち…」
その時、少女は背中の張り紙に気づいたようです。
そこで少女は言いました。
「ま、豆パンいかかです?
バ、、、バカ、、、ウマですよ、、、」
王子は
新しい「バカウマな豆パン」と
古い「豆パン顔」を交換しました。
「元気300倍~!」
そうです。
王子にはもう1つの顔があったのです(文字通り)
その名も「豆パンマン」
必殺技は「豆パンキック」
地味にダメージを与えるローキックだ。
そこで2人の様子をこっそり見ていた宰相が
世界中のあらゆる『豆』という『豆』を
焼却処分する計画を企んだのです。
ほくそ微笑む宰相
一方その頃、
豆パンマンに扮した王子は
街のちんぴらを投げ倒し投げ倒し・・
それを見ていた正直者の子供が
背中の張り紙を見ていいました
「こいつ豆パンマンじゃないぜ、
バカ王子って書いてあら~・・」
周りにいた子供たちも
「バカ王子!」
「バカ王子~!」と騒ぎ出しました。
しかし、王子は赤いマントをひるがえし、
子供たちに向かって、
「バカって言った方がバカなんだ~」と
泣きながら叫びました。
その様子をこっそり見ていた王様は、
「けだし、名言!あっぱれじゃ!」
とのたまったそうな。
そのとき、王子の右手のリングがかがやいて、
天高く伸びる3本の木が現れました。
びっくりする住民、走ってくる憧れの少女。
王様は言いました。
「伝説は本当だったんじゃ!こりゃたまげたわぃ!
伝説によるとこれらは豆の木、コロッケの木、威の木(いのき)じゃ」
「聞いたことあるわ~!本当だったのね~、王様!
豆パン、コロッケパン、燃える闘もろこし魂パン
の話!」
と、目を輝かせながら、王子を見つめる少女。
「王子!コロッケパンマン、
燃える闘もろこし魂パンマンを
探しに行きましょう。」
「き・・君は・・?」
その時、唖然とする
王子のデコの【豆】の一文字が輝いた。
豆パンマン進化
新たに「豆パンチ」を覚えた。
王子は思った。
(『燃える闘もろこし魂パンマン』って語呂悪いな…)
さて一方、すっかり影の薄くなった宰相ですが
着々と『豆焼却処分計画』は進んでおり
ラヴログの国の豆不足は深刻なものとなっていた。
「このままだと豆パンマンがただのパンマンになっちゃう!」
そんな時に現れた『3本の木』
王様は言いました。
「この3本の木のうち、
「どれか一本に【あたり】が刻まれておる。【あたり】が出たらもう一本じゃ!」
(ホームランバーかよ)
と思いながらも、王子は、
輝く右手のリングをなんとなく見てみました。
そのとき!
王子ではなく少女が気付きました。
その光に照らされた背中の張り紙に変化がっ!
少女は思わず「王子!背中の張り紙!」
なんと!
背中の張り紙から火が舞い上がり
ヒラヒラと三神木の一つ「豆の木」に
燃え移ったではありませんか
これは大変です。
またも、ほくそ微笑む宰相
「豆の木」が燃えている・・・・。
呆然とする王子の前に現れたのは、
今や髪の毛が3本になった「ハゲマン」だった!
ハゲマンの髪の毛に熱風が吹き付ける!
マントで熱風から少女をかばいながら王子は言った。
「ハゲマン!豆の木を守りたいんだ。」
少し微笑んだように見えたハゲマンは、
髪の色が金色に変わったのだ。
すると…
ハゲマンの
黄金の3本の毛が輝き
王子の額の「豆」の字がまぶしく輝き始めた!!
そして
まぶしく輝いたかと思うと・・・・
3本の毛は『矢』のように飛んでいき
王子の額に激しくぶつかり、その衝撃で倒れてうずくまりました。
「王子!大丈夫ですか!」
「ううっ・・・。ああ、大丈夫だ・・・」
そう言いながら顔を上げた王子の額の文字が
なんと『豆』から『短』になっていました。
「あわわわ・・・。豆パンマンが短パンマンになっちゃった・・・」
王子はとりあえず短パンをはいてからこう言いました。
「立ち話しもなんだし、城に戻って
会議をひらこうよ~ボク疲れちゃった・・」
王さま
「うむ・・」
そのとき、少女が・・・
焦げた豆の木から豆を拾い集めました。
豆は香ばしい香りがしています。
少女はちょっと疲れも感じていたので、豆を持って家に帰ることにしました。
それを見ていた宰相。
実は豆の木が燃え始めたときに
「ブワハハハ、我輩の恐ろしさを知ったか~!」
と登場したつもりだったのですが、
誰にも聞こえなかったのです。残念!
それに豆の木が思ってた以上に燃えているため、
実は【あたり】であった、『威の木』にまで、
火が移って燃え始めたのです。
燃える威の木は、
持ち前の「闘魂」で
天にも届く程の雄たけびをあげました
「ダァァアアアアァァァツ!」
すると不思議な事に、
それを見ていたハゲマンの3本の毛が、
消えてなくなったのです。
そして『威の木』は、
注釈:最初に生えた3本の毛は
王子に向かって、飛んで
いってしまいましたが、
その後、毛は
再生されていました。
さて、威の木は、燃え尽きちゃいました。
しかし【あたり】ですから、心配ご無用!
ちゃんともう一本、どこかにあるのです!
問題は豆の木のほうで、こちらはまだ燃えていましたが、燃え切っていませんでした。
町の人々総出でバケツリレーで消そうとしています。
そして王と王子は、
そんな町の人々の姿を見てこうつぶやきました。
「この国は私たちがいなくても大丈夫だな」
「さぁ、街も問題なさそうだし、会議を続けようか」
と、その時
隣国から使いの者がやってきました。
その者の様子を見るとどうやらただ事ではなさそうです。
使者は言いました。
「さきほど、我が国の都に、みょーてけれんな木が生えてきました。
聞くところによれば、その木の出所はそちらの国とのこと。」
それを聞いた国王は、
「ほぅほぅ、やっぱり1本出てきおったな、
ここまで伝説が正しいと楽しくて血が騒ぐわぃ!
よし、王子、行くぞぅ」
と、隣国へ向かうヘリをチャーターしました。
そう、王様は残念ながら飛べないのです。
出発して約2分、隣国が見えてきました。
なんと隣国の都に生えている木は、
”アゴー”が鈴成りになった『威の木』でした。
王様は、目を疑いました。
「おおおっ!あんなに、アゴーが鈴なりになってるとは、
きっと何かが起こるぞ!」
王子は、威の木に実るアゴーを初めて見ました。
「アゴーって美味しいの?」
王様は言いました。
「アゴーは食べるとまずいが、実は、他に使い方があるのじゃ。
それは、
「驚異のパワーアゴー茶の作り方はこうじゃ・・
幹をよくみてみなさい。ココに記してあろう」
【①みじん切りにした『アゴー』を、フライパンで黄金色になるまで炒めます。
②急須やポットに入れ、お湯600cc位を注ぎます。(アゴー約1個分)
③4、5分間お待ちになってからお召し上がりください。
ウーロン茶よりも味わいが豊かで、ジャスミンティーよりも自然のやわらかさです。
※筋肉の力を強め、内臓を強化する「筋力増強作用」はコロッケを食しながら・・・・・・・】
「残念、そのあとが読めぬのぉ・・・」
「まぁ仕方ない、とりあえず作ってみるかのぅ」
遂にできた、パワーアゴー茶。
「よっしゃ、まずワシが飲もう」
王様はパワーアゴー茶を一気に飲み干した。
すると、王様のからだに変化が…
見る見るうちに痩せ細り、春一番の風に飛ばされそうです!
「う~む。「飲み方」が間違いだったかのぅ・・・」
パワーアゴー茶の研究が進められた。一方、王子は、
「パワーアゴー茶」に夢中な王様をほったらかしにして、先に自国に帰ることにしました。
焦げた豆を持ち帰った少女の事が、気になって(木になって?)いたからです。
さて、
そのころ少女は、持ち帰った豆を使って料理を作っていました。
焦げていても、なんとかなりそうです。
少女はいろいろな料理を試していました。
まずは得意の豆パン。
しかし豆が焦げすぎていたため失敗。
食べられるのですが、絶品と呼ぶには程遠い味でした。
次に考えたのが挽いてみること。
拾ってきた豆はそのくらい焦げていたのです。
えいやーと豆を挽いていると、
「このお料理が出来上がったら、
一番に王子様に食べてもらいたいな♪」
(↑あ、かぶりました。すみません)
おいしそうなコーヒーができました。
しかしながら、そこは「あの」豆の木。
一筋縄でいくはずもなかったのです。
できたのはなんと「正義のコーヒー」でした。
少女の家に着いた王子はコーヒーを勧められるままに飲みました。
すると、どうでしょう!
「しまった~!ボクはなんて事を~
あんなにやせ細ったっ父上を
ほったらかしで来てしまった!!
ボクは親不孝な息子だぁ・・。」
突然王子は、反省し苦悩し出しました。
どうも、正義を出せる心の余裕がないようです。
王子の苦悩する様をみつめていた少女は、意を決してもう一杯「正義のコーヒー」を勧めました。
す、するとどうでしょう☆☆☆
王子は、少女と一緒に王様へ豆パンを差し入れることにしました。
しかし、宰相の悪巧みのせいで、豆はどこを探してもみあたりません。
「豆の木」にまだ、豆が残っていないかしらと探しに行くことにしました。
(ああ、しまった考えてるうちにかぶってた)
そう、王子は
王様に豆パンを差し入れることが「正義」であると、
急に考えを切り替えたのです。
苦悩していた王子を一杯のコーヒーがここまで変えてしまうとは・・・。
そう、この「正義のコーヒー」、
実は一杯飲むごとに
「某」社長のように、次から次へと新しいことに手を出してしていく、「まさ○しのコーヒー」なのでした(ぉい)。
そんなわけで、王子はまた新しいことを考えました。
それは、
「豆パンと「ま○よしのコーヒー」をセットにして
仕事前の国民に食べてもらおう!」
商売をしてアゴーの研究資金を集めようと考えた。
しかし豆パンの在庫が問題だ。
ようやく宰相の陰謀が注目されてきた「ラヴログの国」。
調子に乗った宰相は、
「隣国にアゴーが生えたらしいな、
その研究結果を盗めば・・・ムフフ」
と、なんとアゴー研究所を襲撃しようと考えたのです。
襲撃に向けてまずは体を鍛えることに。。。
まずは巷で流行っていると噂の腹筋を始めてみた。
目標は100回。
しかし、
宰相は100まで数が数えられなかったのである。
「おいっそこの者、100まで数えんかっ!」
しかたなく、女官は数を唱え始めました。
「いーち、にーぃ・・・」
しかし、10も数えないうちに、どうにもならないほど眠くなって、彼女は眠ってしまいました。
烈火のごとく怒った宰相は、
その女官をなんと北国送りにしてしまいました。
話によるとその北の国「サポーロ」は
ラヴログの国から移り住んだものは全て凍死してしまうほど、
毎日の食事で冷たいアイスクリンを食べることが、
その地の風習となっているとのこと。
しかも、
ここには暖かい飲み物など、いっさいなかったのだ。
そういえば、
温かい飲み物を密輸しようとしたものが
この間は労働が最も過酷とされる
アイスクリン製造工場に移送されたという報道があった。
たしか彼の任期は70年。
生きている間は出られないだろう・・・。
そこに送られた女官、実は、アイスクリンが
何よりも大好きだった。
そんなわけで、宰相の目論見とは逆に、彼女は嬉々として流されていったのであった。
ところで、周りには知られていないことだったが、彼女は王様の
専属占い師だったことがあるのだ。
王様のいる、その裏の部屋で神の声を聞いていたのだ。
彼女が得意な占いは
簡単に言えば、コインを3枚、何度か振って占うのだそうだ。なんか怪しげだ(笑)。
実は21万アゴーでテキストが販売されているらしい(爆)。
もちろん、テキストはバインダー式よ(。_・☆\ ベキバキ 日○ンかよ!
しかし、その占いは恐ろしいほどの精度を誇っているという。
そんなわけで・・・
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