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ハイブリッド戦争 ロシアの新しい国家戦略

廣瀬陽子 著 / 講談社 刊

仕事が忙しいことに加えて
さらに最近はバタバタしており
本を買っては溜めていく、という
循環ができてしまっている。

本の読み方を変えていこう。

さて。
ウクライナの惨劇は続いたままである。
各国とも明確な軍事介入はしていないが、
ウクライナ軍の支援を後方からしており
ロシアが当初想定していたシナリオからは
かなり状況が変わっているようである。
それはルーマニア・ルカシェンコ大統領の
コメントからも読み取れる。
情報と、それに応じた戦略が大事だと
知らしめてくれる事実であると思う。

新聞もろくに読めておらず
諸事情でTVのニュースも見ておらず
情報に疎い状態となってしまっている。
が、断片的に得ている情報からすると
引き続きロシアの攻撃は継続、
5/9 戦勝記念日に何らかの潮目が来るか?、
また国連の意向に基づく救出活動が
ようやく始まったところ、ということ、
中国、欧州、米国の対応がどうなるか、
経済の影響も絡んで複雑化している。

そんな状況だと捉えているが、
この状況下でやはり左側の方々には
攻め入っている側であるロシアに対して
文字通り「話し合いでの解決」を
実現させてほしいところです。
ここしか自説を証明することはできない、
逆にいうと、誤解を恐れずに言うなら
格好のシチュエーションが今ある、
ということかと思います。
是非とも早急に実現いただきたい。

この本は、本屋で見かけて手に取った。

この戦争について気になったのが
その予兆はあったのか、ということである。
不勉強なこともあり、過去の他国侵攻や
領土拡張の思想がある認識が薄かったが
近年のクリミア併合など全体感を見ると
ロシアの行動原理の一つとして拡張思考が
あるものと思われるし、実際にその背景が
この本と、次に投稿する別の本からわかる。

・ロシアはそもそも一ミリたりとも領土を
 変換する気がなかったと思われるが、(略)
・戦闘をおこなっている兵士一人を支える
 後方要因が一〇〇人必要となることを
 意味する
・サイバー攻撃については、どのような
 場合が「武力攻撃」であるのかは
 国際法条も定説がないのだ。
・「フィンランド化」
・プーチンにとっての
 グランド・ストラテジーは
 「勢力圏」の維持である。
・また親ロシア的な地域が外交的な権利を
 維持できれば、ロシアがウクライナの
 外交に影響を及ぼすことすらできる。

この本は2021年2月10日発行であり、
ウクライナ侵攻の1年前に出版された。
この本の内容からすると
今のロシアの動きは1歩も2歩も
前に出ているように感じる。

どう言うことなのか気になるところではある。

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