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内容メモ
10/13放送分・白銀堂
沖縄の、腕のいい漁師が骨折し、
働けなくなってしまった。
お侍にお金を借りたが、返済日になっても
足は治らず、お侍は怒ってしまった。
漁師を斬りつけようとした所で、漁師は
「いじぬいじらーてぃーひき、
てぃーぬいじら ーいじひき」
と念のようなものを唱えた。
怒りに任せて手を出すのは止めよ、
という、糸満に伝わる格言だった。
お侍はこの後、この格言によって
過ちをせずに済むこととなる。
※ネットで調べたらこの言葉は
意地ぬ出らー手引き、
手ぬ出らー意地引き、と書くようだ。
・小石の手紙
ある町の夫婦になって間もない夫婦、
夫は酒好きで失態が多く、
妻は読み書きができない、という2人。
ある日、夫はその日の稼ぎで飲んでしまい
愛想を尽かした妻は実家に帰ってしまった。
しかし妻は、夫への想いは変わらず、
小石(恋し)の贈り物を続けた。
それに気づいた夫は松(待つ)の枝を送った。
以降、夫は酒をやめ真面目に働いた。
・名刀木千把丸
刀に魅せられた奉公人が自分の刀を持ちたいと
刀鍛冶に「薪を千把持ってくるから作って欲しい」
と刀を作ってもらった。
その後、奉公している旦那がその刀を知り、
またその刀が本物だと気づき、譲ってくれと
頼んだが断ったため、追い出されてしまった。
奉公人は木千把丸とともに屋敷を出た。
ある社で休んでいると、そこには山の主に捧げる
人柱の娘が居り、間もなく大蛇が現れた。
すると木千把丸はひとりでに動き出し、
大蛇を退治した。
10/20放送分・舌切り雀
野良仕事中のおじいさんに雀が寄ってきた。
飯を分けてやると雀はなついてきた。
おばあさんはそれが気に入らず、
ある時スズメの舌を切ってしまった。
おじいさんはスズメが心配で探したところ、
山でスズメの宿にいるそのスズメを見つけた。
もてなしを受け、おみやげをもらい帰ると
おばあさんは、私も、と山に向かった。
大きなおみやげを受け取ると家に向かったが
中にはお化けが入っていた。
何とか無事に帰ったおばあさんを
おじいさんはやさしく受け入れた。
おばあさんは改心し、幸せに暮らした。
・馬方山姥(うまかたやまんば)
馬方が新しい馬を連れて帰る道中、
山姥と出会った。山姥は荷物にあったサバを
ひとつ残らず食べると、馬も食べさせろ、と
2匹の馬を飲み込んでしまった。
次は馬方の番だ、と馬方を飲もうとしたところで
馬方は逃げ出し、池に着いた。
急いで服を脱いで池に投げ込み、
自分は木にしがみついていた。
山姥は馬方の服につられて池に入ったが
馬2匹を食べた重みで沈み始めたため
馬2匹を吐き出した。馬は無事だった。
何とか池から出た山姥はどこかへ逃げてしまう。
助かった馬方と馬は、無事、郷に戻った。
・猫の踊り場
ある醤油屋から突然手ぬぐいが消え出した。
半人前の新吉に疑いがかかったが、
新吉は犯人ではない。真犯人を突き止めようと
新吉は考え、犯人を突き止めた。
犯人は猫だった。そこには店の者を真似する
手ぬぐいを巻いた猫達が踊っていた。
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