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日本の昔ばなし(2/9〜2/23)

内容メモ

2/9放送分

・ヘクソカズラ
 大きなかやの木が切られ、
 寺を造ることとなった。
 木こりは苦労しながらも斧を入れ
 ようやく切り口が入ったところで
 続きは明日の作業をすることとした。
 しかし翌日その切り口は戻っており
 一向に木を切り倒せない。
 疲れて居眠りを始めるとかやの木が
 威張り腐ってヘクソカズラに冷たく
 あたっている夢を見た。ヘクソカズラは
 「切られたくずを燃やされたら
  元に戻れないのに・・・」と語った。
 その夢に従い木こりは木屑を燃やすと
 カヤノキはあっという間に切り倒された。
 木こりが帰った後、ヘクソカズラは
 人間に化け、カヤノキを使って
 あっという間に寺を建てた。
 それを見ていたかやの木は
 イヤな匂いを放つだけの花だと思っていたが
 見かけによらないものだ、と、
 自分の行いを恥じた。

・しっぺい太郎
 和尚さんがある村へ立ち寄った際、
 娘を神様へ生け贄に出すという話を聞く。
 そんな神様がいるはずは無い、と
 神様がいるという祠を訪れたところ
 近江のくにのしっぺい太郎を恐れていると知る。
 和尚さんはすぐに近江へ行き、しっぺい太郎を
 探し、ようやくしっぺい太郎という犬を見つける。
 生け贄の代わりに犬とともに長持ちに入り
 村の者に運ぶよう伝えた。
 神様が生け贄に気づきふたを開けると
 しっぺい太郎は飛び出し飛びかかった。
 翌朝、村人が祠を見ると大きなヒヒやサルが
 たくさん倒れていた。
 以降、この村から生け贄の儀式は無くなった。

・はだか武兵
 力仕事をしている男に疫病神が近寄って来た。
 出て行けというなら死神になってお前に
 取り憑いてやる、と脅し、居座り始めた。
 疫病神は人の痛みを取る能力があり、
 男と共に医療の商売を始めたら大当たり。
 男は酒に溺れるようになり、疫病神は
 おいしい者を食べみるみる美しくなっていった。
 気がつくと男の方が疫病神のようになっていた。
 すると疫病神はお金を持って出て行ってしまう。
 男はあるときふと我にかえり、再び力仕事を
 して元通りに戻った。
 「やはり汗水たらして働くのがいちばんだ」


2/16放送分

・お酢のささやき
 お酢を作る男はお酢の声を常に聞き
 温度調節や風を入れたりして熟成していた。
 あるとき酒屋からお酢の注文が入り
 大きな壷で配達に向かったところつまづいて
 お酢をぶちまけてしまう。
 そしてそのときに夢を見る。
 以降、お酢の声が聞けなくなっていたが
 妻が「今日は暑いですね、お酢も暑がってますよ」
 という声を聞き、お酢の世話をせっせと始めた。
 すると再びお酢の声が聞こえるようになった。
 男はその後もお酢を大切に世話した。

・鳥呑み爺さん
 木こりの爺さんがくさ餅に絡まった鳥を
 助けてやろうと思ったが鳥の足にくっついて
 なかなか取れない。くさ餅を食べてしまおうと
 考えて口に入れたら鳥も飲み込んでしまった。
 鳥はおなかの中に入って、へそから羽を出した。
 羽を引っ張ると取りは美しい声で歌った。
 その声は弱った婆さんをも回復させる力があった。
 ※この話は何を意図しているのかよくわからなかった。

・天狗と空の旅
 大口ばかりを叩く男があるとき天狗に捕まり
 ひどい目に遭う。
 男は皆の前では天狗を操って遠い島まで
 旅して来た!と天狗になっていたが
 捕まったときの恐ろしさを思い出し、
 その後は改心した。


2/23放送分

・雪女
 じい様と山仕事をしていた男、
 ある冬の日、突然雪が降り出して
 小屋から身動きが取れなくなってしまう。
 そこに白い着物を着た女が入って来て
 寝ていたじい様に息を吹きかけ殺してしまう。
 男はその後また山仕事をするようになり
 この日のことはいつしか忘れてしまう。
 ある山仕事の帰り、若い女に話しかけられ
 いつの間にかその女は男の家に居座り、
 所帯を持つこととなる。
 子どもも大きくなったある日、
 男は昔の冬の日を思い出し話をすると
 女は「話してしまいましたね、
 もう一緒に居られません」と雪女の姿に変わる。
 子どもを大切にすることを約束させ
 雪女は居なくなってしまう。
 男はその約束を守り子を大切に育てた。

・おしらさま
 長者様が年を取ってから娘を授かった。
 大切に育てたいが故、門を閉めて
 外に出ないようにしていたがそれでは
 かわいそうだと馬を飼うこととした。
 娘と馬は大変仲が良かった。
 娘が大きくなると馬は暴れるようになり
 あるとき、馬売りに渡した後、崖から
 落ちて死んでしまう。娘は大変悲しみ、
 機織り小屋に閉じこもったかと思うと
 そのまま天高く昇っていってしまう。
 長者が悲しんでいたところ、その夢枕に
 娘が現れ、庭の桑に現れましょうと
 長者と約束する。長者は2匹の蚕が寄り添い
 葉を食べている様子を目にした。
 蚕はその後白い糸をひいた。長者はそこに
 祠を作り祈りを捧げた。

・六百歳の女
 弱った母を元気づけようと娘が浜辺で
 ほら貝を拾い、母に食べさせた。
 母はすっかり元気になったが、
 それだけでなく、年をとらなくなってしまう。
 いつしか娘が年を追い越し亡くなってしまう。
 その女は旅に出て家庭を持つが、いずれも
 夫や子に年を追い越され死んでいってしまう。
 女自身も自殺を試みたが死ぬことはできなかった。
 あるとき旅の坊さんがそのことを知り、
 ほら貝をお払いすることとした。
 命は有限であるからこそ悲しさも喜びもあるのです。

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