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記録として残らないもの

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東芝解体 電機メーカーが消える日

大西康之 著 / 講談社 刊

読み終えてからもうしばらく経ってしまった。
ブログに残せていない本が3冊もあり、
もういい加減書かねば、と思って書き始める。

昨今、大企業に就職すれば安泰、
と言える時代ではなくなった。
企業の生き残りや
一人一人の人材としての生き残りについては
ダーウィンの進化論を重ねて言うことが多いが
やはり変化に対応する能力が問われているという
その点については僕も異論は全くない。

ただ、変化についていけるかどうかの1点だけで
生き残りを左右するかと言うとそうではないと感じる。
変化して終わりを早める人もいれば
変化しなくても生き延び続ける人もいる、
それは間違いない。

今生きている環境をできる限り正しく把握し、
(その正しくと言うのも滅法難しい)
この先どうなるかという予測を立てて
(ほぼ不可能に近いが、変化の兆しは捉えられる)
その先の環境で生きていけるための能力を
事前に備える・変化することが求められている。

この本は、そうした未来を展望するものではなく、
過去の栄枯盛衰について記されたものである。

・絶対に負けられない「本業」ではなかったからである。
・だが国内でNTTドコモの疵護を受けてきた
 通信事業にはバイタリティーが欠けていた。
・そして東電からの”ミルク補給”を受けられなくなった
 東芝は、粉飾に手を染めた。
・身の丈を超えたWHの買収で東芝のバランスシートは傷んだ。
・NECの「半導体世界一」は、国や電電公社に
 下駄を履かせてもらった上での成果だった。
・堺工場を手に入れたホンハイは、米新興テレビメーカーの
 ビジオなどに販路を広げ、わずか数年で
 SDPを黒字化してしまった。
・「ウチより上や……もう抜かれとるやないか……」
・ソニーにおいて、「ポスト創業家」の問題は
 依然として残っている。
・ライバルを滅ぼせば自らも倒れる


そう、自分も変化せねば。。。

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