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記録として残らないもの

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この国のかたち(五)

司馬遼太郎 著 / 文藝春秋 刊

1、2、3、4に続いて
5である。今6を読んでいる。

元々生きていた時代が異なるので
ただ読むだけで知らなかったことが
たくさん出てくるわけだが、
古今東西の様々な事柄を結びつけて
一つの流れに乗せるということは
より多くの本や知識を得ないと
できないことであり単純に凄みを感じる。

・八咫鏡がどういう鏡なのか、
 一切記録がないのである。
・ともかく頼朝にとって火急のことは、
 戦うことよりも、自分こそ正当の相続人で
 あることを天下に証すことだった。
・土地をもつものは、武士から見れば卑しい
 身分の町人と農民だった。
・砂鉄製錬は樹木を食い、古代としては
 大規模な自然破壊をともなった。
・物語本を信ずるわけではないが、
 井家ほどの者でも、その動員能力が
 わずか十七騎だったことは、おもしろい。
・『看羊録』では、日本人については
 人とよばず、倭とよぶ。
・蔵六のなにかに木戸のかんが働いたのでしょう。


過去という事実は変えられないが、
その評価は見方によって変わる。
本当に奥深い。

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