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ポアンカレ予想

ドナル・オシア 著 / 糸川洋 訳 / 新潮社 刊

長かった。。

とても長い長い話であった。
数学の歴史を紐解きつつ、
どのような登場人物が現れ、
それぞれどのような人物像で
数学界にどのような貢献をして
それらが紡いできた歴史を、
時にはある国で、時にはある大学で、
どのように発展してきたのか、
そしてポアンカレ予想が
そういたバックグラウンドの上で
解決された、という、永遠の迷路で
迷子になってしまった感も
途中で出てしまったわけだが
どうやら読み終えた、いや、
ページを一通りめくり終えた。

・数学的対象は、最新の注意を払って
 定義しない限り、それに対して意味の
 ある操作を行ったり、他人とそれに
 ついて語り合ったりすることはできない。
・(ガウスは)両親に教わることもなく、
 小学校に入学する前に独学で
 読み書きを覚えたらしい。
・大学の使命は想像力と経験を
 融合させることにある。
・リーマンの講演から見えること
・ポアンカレが発見した現象は、現在
 「カオス現象」と呼ばれているもので、
 彼は、それ以降、その現象を解明し、
 説明するための言語や道具を探求した。
・マクスウェルの方程式は、電場と磁場が
 点から点へどのように変化し、相互に
 作用するかを場の中の点と方向の
 関数として表す偏微分方程式を
 設定することによって電気と磁気を統一する。
・クレイ数学研究所のタイムリーな支援が
 なければ、ペレルマンの論文のような
 難解な理論が、これほど迅速に、
 かつ広く受け入れられることはなかっただろう。


今更ながら、数学の本質を何も意識せずに
無駄な学生時代を過ごしてしまったな、と思う。

いや、今からでも遅くないか?

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